「面白ビデオ」とか何とかタイトルがついた番組が最近多いような気がするが、すでに何度も見たことがある映像ばかりで、いいかげん飽きてくる。
確かに、面白いものは何度見ても面白いのだけど、それほどでもない場合は、だんだん腹が立ってくる!?
そんな中、「ドライブの好きな犬」とかいうのがあって、車で走行中に窓から顔を出して、もろに風を受けるために、顔が変になっている映像がたまに出てくる。
それに対して「いやあ、好きなんでしょうね」というナレーションをつけているものが多い。
しかし、これは違うと思う。
昔、わが家にも犬がいて、時々車に乗せて遠出をしたことがあるのだが、確かに車に乗せた途端に、窓際に寄っていって、窓を開けると、すぐにそこから顔を出していた。
窓を全開にすると風が強すぎることがあるので、少しだけ開けていると、わが家の犬は、その小さな隙間から顔を出そうと必死だった。
どう見ても、「外が見たい」とか「風をあびたい」とかいうよりは、「外の空気を吸いたい」という感じだった。
つまり、「車に酔っている」のだと思う。
その「ドライブの好きな犬」も同じ。
だから、顔がグチャグチャになろうがどうなろうが関係ない。
外の空気に触れることの方が大切だから。
私自身にも同じ経験がある。
昔は車に弱かったので、車に乗ると、必ず窓を開けてもらっていた。
ちょっとでもいい、とにかく外の空気が吸いたかったのである。
「寒いからダメ」とか何とかで、窓を開けられない時は、もう車の中で寝ているしかなかった。
それほどまで、車の中の空気はイヤだったわけだ。
いずれにしても、そういう映像を見ていると、私には「その犬は車がイヤなんだ」としか思えない。
でも、その話を知人にすると、「でも、うちの犬は、車に乗りたがって、ドアを開けると、中に飛び乗ってくるよ」と反論していた。
いや、実はうちの犬もそうだった。
車に酔うくせに、車には乗りたがる。
ただ、それは「一人(一匹)だけ家に取り残されるのがイヤ」なだけで、「車に乗りたい」のではないと思う。
つまり「オレも連れていけ」ということである。
本人からすれば、できればただの散歩の方がいいに違いない。
このように、テレビなどでやる動物もののナレーションには、どうにも納得がいかないものが多い。
最近では、犬の翻訳機「バウリンガル」とかいうものがあって、首輪につけると、その都度次のような言葉を発するらしい。
・主人が会社に行く時『淋しいな』
・食事作ってる時『遊んで、遊んで』
・夜鳴きをした時『やだ、やだ』
これなんか「アホか?」と思う。
一般的に犬は、家庭の中で自分の「順位付け」を行うという。
要は、「主人は誰なのか」ということとともに、家族の者がそれぞれ「自分よりも上か下か」という序列をつけるということだ。
これには賛否あるらしいが、私自身の経験からすると、確かに「順位付け」をしていると思う。
主人と認めた者に対しては、「絶対服従」だけど、そうでない者・自分よりも格下の者に対しては、その態度がまったく違う。
「呼んでも来ない」とかいうのは、その典型的な例だ。
これが、主人に呼ばれたとなると、食事をしている時だろうが何だろうが、とにかく飛んでくる。
この違いは何なのか、と問われた時に、考えられるのは、この「順位付け」しかないと思う。
だからこそ、いつも「淋しいな」とか「やだ、やだ」とかいう優しい口調であるはずがない。
相手によっては、呼んだ時に「何だよ」みたいな顔をするし、もちろん寄ってこない。
わが家の犬も、晩年になって、私のところによく来たのだが、それは「撫でろ」という意味だった。
それは、一度痒いところを、いかにも掻きにくそうにしていたことがあったので、代わりに掻いてやり、ついでに首筋をマッサージしてやると、とても気持ち良かったからだろうか、以後それをねだるようになったわけだ。
もちろんこの場合も、「ねえねえ、また撫でてよ~」とかいうような甘えた様子ではない。
なぜなら、要求するのを無視していると、一度唸られことがあるからだ。
本当なら「早く撫でんかい、こら!」と吠えたいところだけど、そうすると撫でてもらえないので、そのあたりを抑えたような唸り声だった。
その時は、さすがに私もブチ切れて、頭を引っぱたいてやったので、以後は唸らなくなった。
しかも、「撫でてくれ」と前足を出して催促してくるので、「何だよ」というように顔をみたら、「わたしゃ、別に何も要求してませんよ」とばかりに、わざと顔を背けるようにもなった。
ずいぶん現金な、というか、犬もすっトボけたりするんだ、と妙に感心したことがある。
まあ、いずれにしても、犬はかわいい。
だけど、結構「人間みたい」なところがあるぞ。
確かに、面白いものは何度見ても面白いのだけど、それほどでもない場合は、だんだん腹が立ってくる!?
そんな中、「ドライブの好きな犬」とかいうのがあって、車で走行中に窓から顔を出して、もろに風を受けるために、顔が変になっている映像がたまに出てくる。
それに対して「いやあ、好きなんでしょうね」というナレーションをつけているものが多い。
しかし、これは違うと思う。
昔、わが家にも犬がいて、時々車に乗せて遠出をしたことがあるのだが、確かに車に乗せた途端に、窓際に寄っていって、窓を開けると、すぐにそこから顔を出していた。
窓を全開にすると風が強すぎることがあるので、少しだけ開けていると、わが家の犬は、その小さな隙間から顔を出そうと必死だった。
どう見ても、「外が見たい」とか「風をあびたい」とかいうよりは、「外の空気を吸いたい」という感じだった。
つまり、「車に酔っている」のだと思う。
その「ドライブの好きな犬」も同じ。
だから、顔がグチャグチャになろうがどうなろうが関係ない。
外の空気に触れることの方が大切だから。
私自身にも同じ経験がある。
昔は車に弱かったので、車に乗ると、必ず窓を開けてもらっていた。
ちょっとでもいい、とにかく外の空気が吸いたかったのである。
「寒いからダメ」とか何とかで、窓を開けられない時は、もう車の中で寝ているしかなかった。
それほどまで、車の中の空気はイヤだったわけだ。
いずれにしても、そういう映像を見ていると、私には「その犬は車がイヤなんだ」としか思えない。
でも、その話を知人にすると、「でも、うちの犬は、車に乗りたがって、ドアを開けると、中に飛び乗ってくるよ」と反論していた。
いや、実はうちの犬もそうだった。
車に酔うくせに、車には乗りたがる。
ただ、それは「一人(一匹)だけ家に取り残されるのがイヤ」なだけで、「車に乗りたい」のではないと思う。
つまり「オレも連れていけ」ということである。
本人からすれば、できればただの散歩の方がいいに違いない。
このように、テレビなどでやる動物もののナレーションには、どうにも納得がいかないものが多い。
最近では、犬の翻訳機「バウリンガル」とかいうものがあって、首輪につけると、その都度次のような言葉を発するらしい。
・主人が会社に行く時『淋しいな』
・食事作ってる時『遊んで、遊んで』
・夜鳴きをした時『やだ、やだ』
これなんか「アホか?」と思う。
一般的に犬は、家庭の中で自分の「順位付け」を行うという。
要は、「主人は誰なのか」ということとともに、家族の者がそれぞれ「自分よりも上か下か」という序列をつけるということだ。
これには賛否あるらしいが、私自身の経験からすると、確かに「順位付け」をしていると思う。
主人と認めた者に対しては、「絶対服従」だけど、そうでない者・自分よりも格下の者に対しては、その態度がまったく違う。
「呼んでも来ない」とかいうのは、その典型的な例だ。
これが、主人に呼ばれたとなると、食事をしている時だろうが何だろうが、とにかく飛んでくる。
この違いは何なのか、と問われた時に、考えられるのは、この「順位付け」しかないと思う。
だからこそ、いつも「淋しいな」とか「やだ、やだ」とかいう優しい口調であるはずがない。
相手によっては、呼んだ時に「何だよ」みたいな顔をするし、もちろん寄ってこない。
わが家の犬も、晩年になって、私のところによく来たのだが、それは「撫でろ」という意味だった。
それは、一度痒いところを、いかにも掻きにくそうにしていたことがあったので、代わりに掻いてやり、ついでに首筋をマッサージしてやると、とても気持ち良かったからだろうか、以後それをねだるようになったわけだ。
もちろんこの場合も、「ねえねえ、また撫でてよ~」とかいうような甘えた様子ではない。
なぜなら、要求するのを無視していると、一度唸られことがあるからだ。
本当なら「早く撫でんかい、こら!」と吠えたいところだけど、そうすると撫でてもらえないので、そのあたりを抑えたような唸り声だった。
その時は、さすがに私もブチ切れて、頭を引っぱたいてやったので、以後は唸らなくなった。
しかも、「撫でてくれ」と前足を出して催促してくるので、「何だよ」というように顔をみたら、「わたしゃ、別に何も要求してませんよ」とばかりに、わざと顔を背けるようにもなった。
ずいぶん現金な、というか、犬もすっトボけたりするんだ、と妙に感心したことがある。
まあ、いずれにしても、犬はかわいい。
だけど、結構「人間みたい」なところがあるぞ。
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