安倍さん、がんばれ！！

自民党の総裁は、大方の予想（マスコミの期待？）に反して安倍氏に決まった。

現時点では、最善の結果ではないかと思う。

もちろん、安倍氏だから「これからの日本は明るい！」と楽観視できるほど現実は甘くはないと思う。

まず懸念されることは、マスコミによるなりふり構わぬネガティブキャンペーン。

懸念というより、これを「社是」としている新聞もあるので、すでに始まっていると言ってもいい。

社説だけではなく、看板コラムの中でも、早速安倍氏叩きを始めていた。

＜社説＞
http://www.asahi.com/paper/editorial.html

＜天声人語＞
http://habutemushi.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/2012927.html


これまでの民主党に対する実にやんわりとした「指摘」というか「注意」から一転して、「強い不満」だの「要求」だのといった、罵倒路線に切り替わっている。


どうして、これほどまでに安倍氏を嫌うのか。

それは、安倍氏の過去の実績を見ればわかる。

＜安倍政権の実績＞（一部抜粋）　＊印は、民主党が反対した項目
＊北朝鮮経済制裁　
＊朝鮮総連への圧力
防衛庁の省への昇格
サウジ等中東関係強化
中国サミット正式参加拒否
犯罪収益移転防止法(マネーロンダリング)成立
教育基本法改正
＊教員免許更新制度
＊少年法改正厳罰化
政治資金法改正
＊社保庁解体(非公務員化)
＊年金時効撤廃法(時効の貰い損ね救済)
＊在日参政権阻止　
＊人権擁護法案阻止


こうして見ると、１年足らずのうちに結構な実績を挙げている。

しかし、それは同時に民主党やマスコミが「そうなってほしくない」と思っていることばかりだ。
だからこそ、マスコミはあそこまでキ○ガイじみた安倍叩きをしているのだろう。

もちろん、体調不良のためとは言え、政権途中で辞任したことは大きなマイナスだ。

しかし、逆に言えば、マスコミにとっては、今のところそれしか攻撃材料がない。

河野談話や慰安婦問題に対する対応、靖国神社への参拝等、弱腰だった面もあるが、これはマスコミとしては「問題なし」なので、ここを攻めてくることはない。

いずれにしても、今の民主党政権に比べると、天と地以上の開きがある安倍政権に対して、これを攻撃する、ということは、いかにマスコミが腐っているかの証左である。

彼らは「我々にとって不都合な政治家である」と堂々と宣言しているわけだから、これからのムチャクチャな揚げ足取りが心配ではあるが、これに負けないでほしいものだ。

そのためにも、党内に万全の布陣を組んでほしいと思う。