はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

阿蘇山が噴火したら、四国が危ない!?

2017-12-14 | 日記
愛媛県にある四国電力伊方原発3号機の運転差し止め裁判において、広島高裁は住民の訴えを受け入れて運転差し止めを命じる決定をしたそうだ。

「ふ~ん、まだそんな裁判長がいるんだ」と思って、判断理由を見てみると、何と「阿蘇の過去の噴火で火砕流が到達した可能性は十分小さいと評価できず、原発の立地は認められない」ということだった。

つまり、「万が一阿蘇山が噴火した場合、その火砕流が四国にまで到達する危険性があるのでダメ!」というのが判断理由らしい。

阿蘇山って、熊本県にあるわけだし、活火山だからいつ大噴火してもおかしくはないけど、その火砕流が四国に到達するには、その間にある大分県を通り、太平洋と瀬戸内海の間に位置する豊後水道を通過しなければならない。

当然のことながら、海を渡って四国に到達するほどの火砕流で、さらに原発が破壊されるほどの規模だから、通り道にある大分県なんか全滅するだろう。

ネットでも、すでに指摘されているように、「と言うことは、大分県に住むことは危険、ということなの?」ということになる。

原発を作るのに、「ありとあらゆるリスク」を想定して、それを回避できるようにするべきだ、という考え方はわかるけど、その判断基準の「異常さ」には、ちょっと驚いてしまう。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017121300147&g=soc

で、この判断をした裁判長は野々上友之というおっさんで、もうすぐ定年なんだそうな。

一説では、「裁判官は、定年後は弁護士になる人が多いので、名前を売るために、退官直前の裁判で世間の気を引くような判断をくだしがちだ」というのがあるそうだ。

仮にもしそうだとしても、こんな意味不明な理屈を持ち出すようでは、退職後は「あのおっさん、ちょっと頭がおかしい」という評判の方が先に立つんじゃないの?

それとも、いわゆるサヨクと呼ばれる頭のおかしい連中からは、「同じ臭いがする」ということで、受入られやすいのだろうか。

民進党・立憲民主党のみなさんみたいに「何だかよくわからないけど、とにかく反対!」みたいな主張をされたのでは、まじめに働いている人たちにとっては、迷惑以外の何物でもないけど、そういうことでしか存在感を示せない人にとっては、むしろ好都合なのかも知れない。

最高裁判事みたいに国民審査があるわけでもなく(と言っても、ほとんどの人が裁判官の名前なんか知るはずもないから、不信任投票なんてほとんどないだろうし・・・)、退官したら自由な言動ができるだろうから、結構厄介な存在だと思う。

今回の判断にしたって、どうせ上告されたらひっくり返りそうだけど、ホント厄介だと思う。



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