一般的には「頭がいい」はずであるけど、実はアホである人間同士の対談は、見ていると頭がクラクラするような会話を平気で交わしている、という一例。
一人は、元官僚だけど、「I am not ABE」とか言ってみたり、ロシアに侵略されているウクライナのゼレンスキー大統領が「日本は憲法第9条や政治環境のせいで武器供与ができないことは理解している」と演説したところ、それを「ゼレンスキー大統領は憲法第9条を尊重している」と解釈してしまうなど、言っていることが支離滅裂な男・古賀茂明。
もう一人は、福井県の大飯原発を意味不明の理由で運転差し止め判決を下した元福井地裁裁判長の樋口英明だ。
タイトルは、もちろん「原発は止めるべき」
樋口が、裁判官退官を機に、「私が原発を止めた理由」というトンデモ本を出したらしいのだが、古賀はこの本を読んで感動(?)したらしい。
樋口が、この本で「原発の再稼働は許されない」理由を、「5段階のわかりやすい論理」で説いているそうだ。
その5段階とは・・・
①原発事故のもたらす被害は極めて甚大。
②それゆえに原発には高度の安全性が求められる。
③地震大国・日本において原発に高度の安全性があるということは、原発に高度の耐震性があるということにほかならない。
④わが国の原発の耐震性は極めて低い。
⑤よって、原発の運転は許されない。
①②は、まったくその通りだ。
③は、何だか回りくどい言い方で、簡単に「高度の安全性とは、高度の耐震性である」と言えばいいのに、まるで小泉進次郎だ。
そして、④あたりから一気に怪しくなる。
「原発の耐震性は極めて低い」と主張する根拠として、樋口は「原発の耐震性は一般の住宅よりも低いから」と言っている。
普通であれば、「えっ、そんなわけないじゃん」と思うところであるが、樋口は具体的な数字で示しているのではなく、単に「住宅のCMを見ていたら、ものすごい耐震性であると説明していた」としか言っていない。
例えて言えば、「像が乗っても大丈夫」という筆箱のCMを見て、「うちの家の屋根に像が乗ったら潰れるに決まってる。だから、この家は筆箱より強度が低い」と主張しているようなものである。
実際、東日本大震災の時には、福島第一原発よりも震源に近かった女川原発はビクともしなかった。
では、福島第一原発と女川原発とでは何か違ったのか。
そこに「バカが介在したか、しなかったか」の違いだと思う。
菅直人という稀代のバカ首相が、アホな指示を次々とだして現場を引っ掻き回した上に、責任を東電や亡くなった吉田元所長に押し付けたせいで、トンデモない結果になってしまったのだ、と私は理解している。
つまり、樋口は④について、何も明確な説明をしていないわけだ。
しかも、ここから導かれる結論である⑤はおかしい。
原発の耐震性が低いと言うのであれば、「だから、耐震性をもっと高めるべき」だと言うべきではないの?
そして、議論を「では、どうすれば耐震性を高めることができるのか」という方向に持っていくのが普通だと思う。
「地震大国」である日本なのだから、なおさら耐震性を追及すべきだろう。
しかし、こういう連中に「自動車も事故が多いので大変危険である。だから自動車は廃止すべきであると言われたらどうするの?」と聞くと、たいていは「いや、それとこれとは問題が違う」とすぐに話を逸らそうとする。
つまり、目の前の問題のことしか考えていないので、そこから派生する問題や関連する問題について、何にも考えていないのである。
「統一教会は許さん!」と言うヤツに、「じゃあ、創価学会は?」と聞くと、「まったく違う問題だ」と主張するのと同じ。
だいたい、樋口や古賀の主張には「原発がダメなら、電力をどうやって確保するか」という視点がまったくない。
まさか太陽光だけで確保できると思っているわけではないだろうな、と信じたいところだけど、想像以上に頭の悪い二人なので、もしかしたら何にも考えていないのかも知れない。
こういう連中が、裁判長などとして実際に「権限」というものを持ってしまうと、トンデモないことになってしまうのだが・・・・実際、トンデモない判決出しちゃったしなあ。
似たような判決で、「愛媛の伊方原発は、阿蘇山が噴火したら壊滅してしまうので、再稼働はダメ」とかいうのもあったよな。
熊本県にある火山が噴火して、その影響が四国にも及ぶような大規模なものだったら、その間にある大分県はどうなっちゃうの?ということは、言っても理解できないのかねえ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fe8b5244faf663d32be235651cc8ec263633304
一人は、元官僚だけど、「I am not ABE」とか言ってみたり、ロシアに侵略されているウクライナのゼレンスキー大統領が「日本は憲法第9条や政治環境のせいで武器供与ができないことは理解している」と演説したところ、それを「ゼレンスキー大統領は憲法第9条を尊重している」と解釈してしまうなど、言っていることが支離滅裂な男・古賀茂明。
もう一人は、福井県の大飯原発を意味不明の理由で運転差し止め判決を下した元福井地裁裁判長の樋口英明だ。
タイトルは、もちろん「原発は止めるべき」
樋口が、裁判官退官を機に、「私が原発を止めた理由」というトンデモ本を出したらしいのだが、古賀はこの本を読んで感動(?)したらしい。
樋口が、この本で「原発の再稼働は許されない」理由を、「5段階のわかりやすい論理」で説いているそうだ。
その5段階とは・・・
①原発事故のもたらす被害は極めて甚大。
②それゆえに原発には高度の安全性が求められる。
③地震大国・日本において原発に高度の安全性があるということは、原発に高度の耐震性があるということにほかならない。
④わが国の原発の耐震性は極めて低い。
⑤よって、原発の運転は許されない。
①②は、まったくその通りだ。
③は、何だか回りくどい言い方で、簡単に「高度の安全性とは、高度の耐震性である」と言えばいいのに、まるで小泉進次郎だ。
そして、④あたりから一気に怪しくなる。
「原発の耐震性は極めて低い」と主張する根拠として、樋口は「原発の耐震性は一般の住宅よりも低いから」と言っている。
普通であれば、「えっ、そんなわけないじゃん」と思うところであるが、樋口は具体的な数字で示しているのではなく、単に「住宅のCMを見ていたら、ものすごい耐震性であると説明していた」としか言っていない。
例えて言えば、「像が乗っても大丈夫」という筆箱のCMを見て、「うちの家の屋根に像が乗ったら潰れるに決まってる。だから、この家は筆箱より強度が低い」と主張しているようなものである。
実際、東日本大震災の時には、福島第一原発よりも震源に近かった女川原発はビクともしなかった。
では、福島第一原発と女川原発とでは何か違ったのか。
そこに「バカが介在したか、しなかったか」の違いだと思う。
菅直人という稀代のバカ首相が、アホな指示を次々とだして現場を引っ掻き回した上に、責任を東電や亡くなった吉田元所長に押し付けたせいで、トンデモない結果になってしまったのだ、と私は理解している。
つまり、樋口は④について、何も明確な説明をしていないわけだ。
しかも、ここから導かれる結論である⑤はおかしい。
原発の耐震性が低いと言うのであれば、「だから、耐震性をもっと高めるべき」だと言うべきではないの?
そして、議論を「では、どうすれば耐震性を高めることができるのか」という方向に持っていくのが普通だと思う。
「地震大国」である日本なのだから、なおさら耐震性を追及すべきだろう。
しかし、こういう連中に「自動車も事故が多いので大変危険である。だから自動車は廃止すべきであると言われたらどうするの?」と聞くと、たいていは「いや、それとこれとは問題が違う」とすぐに話を逸らそうとする。
つまり、目の前の問題のことしか考えていないので、そこから派生する問題や関連する問題について、何にも考えていないのである。
「統一教会は許さん!」と言うヤツに、「じゃあ、創価学会は?」と聞くと、「まったく違う問題だ」と主張するのと同じ。
だいたい、樋口や古賀の主張には「原発がダメなら、電力をどうやって確保するか」という視点がまったくない。
まさか太陽光だけで確保できると思っているわけではないだろうな、と信じたいところだけど、想像以上に頭の悪い二人なので、もしかしたら何にも考えていないのかも知れない。
こういう連中が、裁判長などとして実際に「権限」というものを持ってしまうと、トンデモないことになってしまうのだが・・・・実際、トンデモない判決出しちゃったしなあ。
似たような判決で、「愛媛の伊方原発は、阿蘇山が噴火したら壊滅してしまうので、再稼働はダメ」とかいうのもあったよな。
熊本県にある火山が噴火して、その影響が四国にも及ぶような大規模なものだったら、その間にある大分県はどうなっちゃうの?ということは、言っても理解できないのかねえ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fe8b5244faf663d32be235651cc8ec263633304
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