はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

人を戦国武将に例えたりするヤツは・・・

2024-11-08 | 日記
関東で起きた連続強盗事件に関連すると思われる住宅侵入未遂事件で、捕まったバカが「織田信長と名乗る男から指示を受けた」と供述しているらしい。

何だろうねえ、ルフィとか織田信長とか。

こういう闇の犯罪組織の指示役って、ゲーム感覚でやっているとしか思えない。

つまり、自分は実際に手を汚すことなく、持っている駒を使って強盗などをやらせているわけで、「オレは何て頭がいいんだ」とか思ってそうだ。

こういうヤツこそ厳罰にするべきじゃないのか。

話は逸れるけど、よく人を戦国武将になぞらえるヤツがいる。

競馬の世界でも、最近はあまり見ないが、GⅠという大きなレースになると、出走馬を芸能人や戦国武将に例えるヤツがいて、以前から「こいつ、何言ってんの?」と思っていた。

芸能人の場合は、好き嫌いが大きく分かれる上に、例えられた芸能人を見ても、まったくイメージがわかない場合があるので論外だけど、戦国武将の場合は、それこそエラそうな解説をつけたりするので、一見「なるほど!」と思わせるような面がある一方で、そういう例えをする連中が忘れている事実がある。

それは・・・

天下を取ることができたのは、豊臣秀吉と徳川家康だけだ、ということである。

「天下を取る=GⅠレースに勝つ」だとすれば、これ以外の戦国武将に例えるのは明らかにおかしいと思うわけだ。

中でも人気があるのは織田信長だけど、ご承知のように彼は天下統一目前で明智光秀の裏切りに遭って殺されている。

GⅠに例えるなら、ゴール寸前で「よし、勝ったぞ!」と思っていた時に、格下だと思われていた伏兵に差されるわけだ。

しかも、この差した馬(明智光秀)も、勝利には至っていない。

最後にゴール版を駆け抜けるのは豊臣秀吉である。

徳川家康も天下を取ってはいるが、秀吉が生きている間には、彼に勝ったことがない。

もちろん、それ以外の戦国武将もそれぞれに武功があるし、それぞれ自分たちの地盤を広げたり、ライバルを倒したりしていたわけだ。

だけど、それはあくまでも地方重賞(=GⅢ)であって、全国的に見ればそれほど大きな功績ではない。

この手の例えで人気のある武田信玄も、三方ヶ原の戦いで徳川家康を完膚なきまでに叩きのめしているが、あくまでもGⅠの前のトライアルレース(多くがGⅡ)であって、その後GⅠに出走する前に故障してリタイアしている。

やはり、全国レベルであるGⅠを制覇するのに、地方の武将に例えるのは失礼だと思うのである。

まあ、どうでもいい話だけど、「織田信長」と名乗るヤツは、どこかで手駒に刺されることまで想定してるんだろうかね。

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