はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

どうしようもない恥知らず

2019-05-30 | 日記
川崎市の登戸駅前で51歳の引きこもりオヤジ・岩崎隆一が小学生など19名を殺傷した事件。

犯人がどれだけクズだったのかは、この際置いといて、ここでもメディアに対する批判が相当厳しいものになっている。

今月初めにも、滋賀県大津市で起こった事故で園児16名が死傷した時にも、メディアは亡くなった園児の通う保育園に対して「アンタらの安全対策に問題があったんじゃないの?」などとムチャクチャなインタビューを行い、批判を浴びたばかり。

今回も、亡くなった児童が通う小学校に突撃して、またまたムチャなインタビューを繰り返すなど乱暴狼藉の限りを尽くしていた。

具体的には、以下の通り。

・ブルーシートで隠している現場を、わざわざヘリを飛ばして撮影
・救急車で搬送されている被害者の顔を必死に映す
・被害に遭った小学校やその父兄に対して突撃取材を行う
・小学校側の安全対策に問題があったのではないか、という記者がいた

つまり、大津の事故の時とまったく同じ内容だ。

しかし、今回は大津の時よりもさらに批判を浴びていることがある。

それは、取材を受けた小学校の校長が、コメントとして「子供たちの写真を撮ったり、子供たちにインタビューはしないでほしい、というのが保護者の強い願いです」と取材自粛を申し入れていた。

大津の時は、保育園の園長さんが、メディアの余りの無法ぶりに対して、ただ泣き崩れるだけだったけれど、この校長は既然として態度でメディアに接した。

メディアとしては、「この野郎、エラそうにオレたちに注文をつけやがった」と思ったに違いないが、それを実際に行動に移したのがTBS。

テレビのニュースで報道する時に、校長のコメントのうち、一番重要であるその部分に差し掛かると、急に音声を落とし、何を言ったのかわからないように操作したのだ。

もう「腐っている」という表現では物足りないくらいの対応。

メディア側は、当然のように「国民の知る権利を行使しているだけだ」と言うかも知れないが、連中の言う国民とは「過激な場面を期待する頭のイカれたサイコパス」みたいな連中ばかりだろう。

少なくとも、連中には被害者の心情を思いやるという姿勢は見られない。

「今から小学校に電話してみます」というバカもいたらしいけど、こいつは学校側のどんな対応を期待しているのだろう。

「どうですか?今の気持ちは」程度のアホな質問をするくらいなら、記者なんてやめた方がいいし、かと言って「アンタらの責任はどうなの?」と質問するつもりなら、加害者と共犯並みの扱いをしてもいいと思う。

「自分たちには責任が及ぶわけがない」と高をくくっている連中に対して、言葉で批判してもムダ。

この校長のように、毅然とした態度で「汚いからウチの子供たちに近づかないでちょうだい。アンタらみたいなハエは、う○こにでもたかっていればいいのよ」くらい言ってもいいと思う。



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