おばちゃんはエラい！

ここ１ヶ月の間に、２度も自転車で事故にあってしまった。

いずれも相手は自転車で、しかもおばちゃん。

今日のが２度目だが、これはおばちゃんが、私が前から来ているのがわかっているのに、目の前で急に進路を変えるものだから、ほぼ直撃して、双方すっころんでしまった。

こちらも、まさかぶつかると思っていなかったものだから、腹が立つと言うよりは、びっくりしてしまって、おばちゃんが「ごめんなさい！大丈夫？」と聞いてきたのに、逆に「そちらも大丈夫でしたか？」などと答えてしまった。

おばちゃんの乗る自転車は、どこへ行こうとしているのかさっぱりわからない。

ただ、１度目の事故は、完全にこちらの不注意だった。
普段は左からしか車が来ないので、右の方を疎かにしていたら、何とそこに買い物帰りのおばちゃんがいた。

幸いだったのは、おばちゃんが直前に気がついて、自転車を降りちゃったこと。
しかも、私がぶつかる瞬間、自転車をおっぽり出して逃げちゃった。

結果的には、これが良くて、私の方もほとんどケガがなく、おばちゃんの買い物袋が散らかっただけ。
おばちゃんも人のいい方で、「あらあら」と笑いながら許してくれたし。

おばちゃんって、自転車に乗っていて狭い道路ですれ違う時に、こちらとぶつかりそうになると、すぐに自転車を降りちゃう。

こちらは、基本に従って「迷ったら左」を貫こうとするのだが、おばちゃんも右を走ろうとしている時は、ガンとして道を譲らない。
こっちも意地になって左を走ろうとすると、最終的には自転車から降りちゃう。
こうなると、もう譲らざるをえない。

これだと、まずぶつからないし、たとえぶつかっても、たいした事故にはならない。
なぜなら、相手は止まっているから。
ある意味、これが一番安全なのかも知れない。

これからは「迷ったら止まれ」か？