はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

絵の描ける芸能人って・・・

2005-01-10 | 日記
映画評論家の小森和子が亡くなった。

95才だそうな。
水野晴郎によれば「映画をけなさない人だった」とのことだが、要するにこの男と同じく映画界の腰巾着だったわけだ。

映画を見る際にこの連中の評論なんか参考にしたことはない。
テレビに出るような映画評論家なんて、そんな連中ばかりで、厳しい意見を言う人は、あまり表には出てこない。
まあ、テレビや映画会社からみれば、映画を宣伝しなければいけないので、当たり前のことではあるが。

ただ、この人にあまり興味はない。

今回の訃報についての芸能人のコメントの中で、笑ったのがあった。
片岡鶴太郎だ。

こいつは、かつて小森和子の物真似などで一世を風靡していた。
それで、今回「(小森のおばちゃまの物真似は)ご存命中だからできた。(これからはもう)やりがいがない」と言ったそうだ。

つまり、小森のおばちゃまの物真似を「封印した」というのだ。

はて、こいつは最近物真似なんかやっているだろうか。
かつてお笑いでいい位置を占めていたのに、何が気に入らなかったのか、お笑いを「格下」のものと決めつけ、その後俳優に転向するようになったのだが、一時芸術家を気取っていた。

絵を描いていたのだが、この頃から急に態度がデカくなってきている。
「オレはお笑いなんかじゃない、芸術家なんだよ」とでも言いだけだった。

俳優にしたって、ワンパターンの演技ばかりで、こいつの出演しているシーンを見て「さて、これは何の役をやっているでしょう」と聞かれても、ゼッタイにわからないくらい似たような演技ばかりなのに、何が芸術家か、と当時思ったものだ。

それにしても、芸能人で絵を描くヤツって、どうしてこうも態度がデカいのだろうか。

代表格は藤井フミヤと工藤静香だろう。

ミヤなんて、絵を描く芸能人を見つけると「君も、ようやくこっちに来たね」などというそうだ。
さすがは「永遠の中学生」、元チェッカーズの黒ベエが亡くなった時の対応がそうであったように、考え方がいまだにガキだ。

工藤静香も、二科展に入選したことを鼻にかけているらしい。
こういう勘違い芸能人を見ると、虫唾が走る。

そもそも絵画は、音楽などと違い、自画自賛が可能だ。
大衆に受け入れられなくても、「この良さがわかんないかなあ」などと言うことができる。

逆に、わからない大衆をバカにすることができるわけだ。
絵画って、そんなに高尚なものかね。

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