はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

変なコラム

2004-07-04 | 日記
昨日の続き。

今日のサンケイ・スポーツも変だ。

「甘口辛口」というコラムだが、記事を書いているのは一昨日とは違う人だ。

彼は言う。
「球界で問題が生じるたびに学者や識者と呼ばれる人たちが批判をする。(中略)何でもかんでも米国礼賛というのはいかがなものか」と。

いかにも正論のようだが、彼が言うには「鳴り物応援は賛否両論あるが、甲子園や福岡ドームにいるとメジャーののどかなスタンドより英国のサッカーに近い興奮を覚える」だそうだ。

メジャーって、最初から最後までのどかなのか?
そんなことはなかろう。

英国のサッカーに近いって、フーリガンと呼ばれる暴徒たちが暴れる試合の方が面白いと言うのか?
この記者が何を言いたいのかよくわからない。

鳴り物応援の評判がなぜ悪いのか。
それは、1回から9回まで試合の流れには全然関係なく、太鼓を打ちラッパを鳴らし、ただただうるさいだけだからだろう。

だいたい、サッカーは攻守の別が一瞬にして変わったりするから、「やれ打て」だの「それ投げろ」だのいちいち言ってられない。
しかも、試合時間がほぼ決まっているし、点を取るのが難しいゲームだから、それを見逃すと何をしにきたのかわからないから、それはもう集中して応援しているはずだ。

一方で、野球は攻守の別がはっきりしているし、9回まで結構時間が長いので、その間息抜きすることも必要だ。
そういう意味でも、途中「のどか」に応援することは、理にかなっていないこともないだろう。

それを最初から最後までドンチャンやって、気にしない人は気にしないんだろうが、私などもあんなにうるさいと思えるものはないとさえ思っている。

都市対抗野球の応援などは特にそうなのだが、あれは「応援」ではなくて「見世物」だ。
賞もあるくらいだから、応援なんてのは二の次で、まず皆に見せるのが目的。

だから、試合が佳境に入ってきた時でも、相変わらずスケジュール通りのことしかやらないので、よく観客から非難をあびている。

ああいうのが好きな人があっても別にいいのだが、嫌いだと言う人が余りにも多いから、問題となっているのではないか。

いいプレーには拍手をし、エラーにはブーイングが起きる。
この至極当然の反応がないから、野茂やイチローや松井は、大リーグへと逃げて行ったんじゃないのか。

そういう問題意識のまったくないマスコミは、だから「マスゴミ」などと言われるのだ。

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