今回は「そらのレストラン(CS)」です。
「しあわせのパン」「ぶどうのなみだ」に続く、大泉洋主演の北海道を舞台に描いたヒューマンドラマシリーズ第3弾。大泉が主人公・亘理役を演じるほか、本上まなみ、岡田将生、マキタスポーツ、小日向文世らが脇を固める。監督は「神様のカルテ」シリーズの深川栄洋。
主演:大泉洋
共演:本上まなみ、岡田将生、マキタスポーツ、高橋努、石崎ひゅーい、眞島秀和
その他:安藤玉恵、庄野凛、鈴井貴之、風吹ジュン、小日向文世など
<ストーリー>
北海道せたな町の海が見える牧場で、牛を飼いながらチーズ工房を営む亘理は、妻のこと絵、娘の潮莉の家族3人、そして気の合う仲間たちと助け合いながら、幸せに暮らしていた。さらに東京からやって来た牧羊を営む神戸も加わって、それぞれが生産する食材を持ち寄っては、食材のおいしさを楽しんでいた。そんな彼らの食材を目当てに、ある日札幌から有名レストランのシェフがやって来る。彼の調理により、食材がさらにおいしくなることに感動した亘理は、この味をもっと多くの人たちに知ってほしいと、仲間とともに1日だけのレストランをオープンさせることを思いつく。
2019年の作品で、大泉洋の北海道シリーズの第3弾だそうだが、1作目の「しあわせのパン」は見ているが、「ぶどうのなみだ」は見ていない。
ほのぼのとしたヒューマンドラマということだけど、全体的にヌルい。
とにかくヌルいというか、たいした盛り上がりもないどころか、盛り下がる場面が結構ある。
まず冒頭で、本上まなみ演じること絵が大雪の中を大泉演じる主人公亘理のところへやって来るのだが、何がどうしてどうなったのかわからないまま、いきなり子供が生まれる場面へ進む。
その後も、何を描きたいのかよくわからない場面が続き、随所に「ここは笑わせるぞ」とか「泣かせるぞ」とかいう監督の気持ちが表われすぎていて、それが露骨すぎるのでまったく笑えないし、泣けない。
登場人物たちの会話も下手クソすぎて(演技が下手と言っているわけではなく、演出が下手なので、ド素人かと思えるほどのやり取りになっていた)終始無表情で見ていた。
一方で、異常にテンションの高いシェフも出てくるのだが、逆に違和感しかない。
他にも「ここはUFOが出るんだ」という頭のイカれたあんちゃんが出てきて「UFO踊り」という変な踊りを見せられるのだが、それで何かある、というわけでもない。
終盤に仲間全員でその「UFO踊り」をする場面が出てくるのだが、まったく意味不明で、唖然とするしかなかった。
登場人物の設定にしても、元ミュージシャンだが病気のせいでデビューできなくなり、病気を治すために無農薬の野菜を作りたい、ということでやってきたおっさんや、東京でコンサルタントをやっていたけど挫折していきなり牧畜を始めたという青年など、とにかくリアリティがまったくない。
何せ今は全員成功しているのだから。
さらに、終盤で「一日限りの青空レストラン」を開いた時に、いろいろな料理が出てくるたびに、その材料である野菜を作った仲間が、一人ずつ自分の生い立ちなどを語り始めるシーンは、現実にそんなことをされたら料理がマズくなるだろう、と思えるほど、どうでもいいシーンだった。
とにかく全編を通して盛り上がることなく進むので、さすがに途中で眠くなってしまった。
最後の方で、ちょっとホロっとする場面も出てくるのだけど、それがなかったら間違いなく駄作だと思えるような映画でした。
ということで、評価はギリギリ「C」にしておきます。
それにしても・・・
「UFO踊り」を考えたヤツ、これのどこが面白いのか教えてくれ。
ところで・・・
岡田将生は、元コンサルタントという役柄で、頭のいい人物を演じていたが、その他保険のCMでもしっかりとしたお兄さん役を演じているものの、どう見ても知的には見えないのだけど・・・
テンションの高いシェフを演じた眞島秀和は、他の映画やテレビで見たという記憶がないのだけど、元々あんな人なのか?
最初見た時は、長谷川博己かと思った!?
「しあわせのパン」「ぶどうのなみだ」に続く、大泉洋主演の北海道を舞台に描いたヒューマンドラマシリーズ第3弾。大泉が主人公・亘理役を演じるほか、本上まなみ、岡田将生、マキタスポーツ、小日向文世らが脇を固める。監督は「神様のカルテ」シリーズの深川栄洋。
主演:大泉洋
共演:本上まなみ、岡田将生、マキタスポーツ、高橋努、石崎ひゅーい、眞島秀和
その他:安藤玉恵、庄野凛、鈴井貴之、風吹ジュン、小日向文世など
<ストーリー>
北海道せたな町の海が見える牧場で、牛を飼いながらチーズ工房を営む亘理は、妻のこと絵、娘の潮莉の家族3人、そして気の合う仲間たちと助け合いながら、幸せに暮らしていた。さらに東京からやって来た牧羊を営む神戸も加わって、それぞれが生産する食材を持ち寄っては、食材のおいしさを楽しんでいた。そんな彼らの食材を目当てに、ある日札幌から有名レストランのシェフがやって来る。彼の調理により、食材がさらにおいしくなることに感動した亘理は、この味をもっと多くの人たちに知ってほしいと、仲間とともに1日だけのレストランをオープンさせることを思いつく。
2019年の作品で、大泉洋の北海道シリーズの第3弾だそうだが、1作目の「しあわせのパン」は見ているが、「ぶどうのなみだ」は見ていない。
ほのぼのとしたヒューマンドラマということだけど、全体的にヌルい。
とにかくヌルいというか、たいした盛り上がりもないどころか、盛り下がる場面が結構ある。
まず冒頭で、本上まなみ演じること絵が大雪の中を大泉演じる主人公亘理のところへやって来るのだが、何がどうしてどうなったのかわからないまま、いきなり子供が生まれる場面へ進む。
その後も、何を描きたいのかよくわからない場面が続き、随所に「ここは笑わせるぞ」とか「泣かせるぞ」とかいう監督の気持ちが表われすぎていて、それが露骨すぎるのでまったく笑えないし、泣けない。
登場人物たちの会話も下手クソすぎて(演技が下手と言っているわけではなく、演出が下手なので、ド素人かと思えるほどのやり取りになっていた)終始無表情で見ていた。
一方で、異常にテンションの高いシェフも出てくるのだが、逆に違和感しかない。
他にも「ここはUFOが出るんだ」という頭のイカれたあんちゃんが出てきて「UFO踊り」という変な踊りを見せられるのだが、それで何かある、というわけでもない。
終盤に仲間全員でその「UFO踊り」をする場面が出てくるのだが、まったく意味不明で、唖然とするしかなかった。
登場人物の設定にしても、元ミュージシャンだが病気のせいでデビューできなくなり、病気を治すために無農薬の野菜を作りたい、ということでやってきたおっさんや、東京でコンサルタントをやっていたけど挫折していきなり牧畜を始めたという青年など、とにかくリアリティがまったくない。
何せ今は全員成功しているのだから。
さらに、終盤で「一日限りの青空レストラン」を開いた時に、いろいろな料理が出てくるたびに、その材料である野菜を作った仲間が、一人ずつ自分の生い立ちなどを語り始めるシーンは、現実にそんなことをされたら料理がマズくなるだろう、と思えるほど、どうでもいいシーンだった。
とにかく全編を通して盛り上がることなく進むので、さすがに途中で眠くなってしまった。
最後の方で、ちょっとホロっとする場面も出てくるのだけど、それがなかったら間違いなく駄作だと思えるような映画でした。
ということで、評価はギリギリ「C」にしておきます。
それにしても・・・
「UFO踊り」を考えたヤツ、これのどこが面白いのか教えてくれ。
ところで・・・
岡田将生は、元コンサルタントという役柄で、頭のいい人物を演じていたが、その他保険のCMでもしっかりとしたお兄さん役を演じているものの、どう見ても知的には見えないのだけど・・・
テンションの高いシェフを演じた眞島秀和は、他の映画やテレビで見たという記憶がないのだけど、元々あんな人なのか?
最初見た時は、長谷川博己かと思った!?
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