はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

またもや・・・

2006-07-20 | 日記
今日の天声人語。

相変わらず変な文章だ。
全文引用する。

『「今からすぐに日本の吉田茂首相に電報を打とう」。1953年5月、フィリピン紙が一面トップで伝えた。「失われた日比の友情を回復するのに外交官はいらない。オール鐘紡のようなチームをよこすことだ、と」。国交が回復する前、反日感情の強い現地に渡った全鐘紡の野球チームを率いた総監督が、18日に95歳で亡くなった前・高野連会長の牧野直隆さんだった。 親善試合に全力を尽くして引き分けた翌日、反日的とされる新聞の好意的な記事を見て「体の力がスッと抜けた」(自著『ベースボールの力』毎日新聞社)。「理屈ではない。スポーツが人に与える生の感動が、状況を変えたのだ」 当時、マニラ郊外のモンテンルパ刑務所には、100人を超す日本の戦犯が収容されていた。試合の3日後にそこを慰問し、大統領との会見では釈放を嘆願した。2カ月後、全員が特赦された。 渡辺はま子さんのヒット曲「ああモンテンルパの夜は更けて」は、この刑務所の死刑囚が望郷の思いを込めて作詞、作曲した。彼女は、全鐘紡チームが行く前の年に刑務所を訪れ、それを歌った。渡辺さんの歌に加えて野球遠征などが特赦を後押ししたのだろう。 学生野球、社会人野球を経て、高校野球の世界では、現場の声を生かす改革を進めた。外国人学校に門戸を開いた時に述べた。「規則が受け入れを拒むなら、規則のほうを変えるべきだ」 週1日休養の勧め、投手の肩の検査、「勝利至上」への戒め。柔軟な発想の奥底には、「ベースボールの力」への固い信念と熱い思いがあった』

どこが変か、と言われるかも知れないが、何だか途中で切れているような感じはしませんか?

最後の文章が『柔軟な発想の奥底には、「ベースボールの力」への固い信念と熱い思いがあった』となっているけど、こちらとしては「だから何なんだ」としか言いようがない。

この後に、ふつう『氏の熱い思いを継承していかなければならない』とか、自分の意見で締めることによって、はじめてコラムが完結すると思うのだが。

それとも、これは入試用のコラムなのか。
「さて、高橋クンの言いたいことは何でしょう」という問題ならできそうだけど。

それはいいとして、高校野球も今やまったく変な方向に走っているわけだし、「現場の声」というのはアサピーの声のことかと思ってしまった。

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