そんなに荒れてるの？

それにしても、ものすごい雪でした。

朝出勤する時にはまだ雨だったのに、９時頃から雪に変わり、最初はボタン雪だったので「これなら、たいして積もらないだろ」と思っていたところ、そこからあっという間に・・・

こういう時に、ＪＲってすぐにストップしてしまうので、早めに帰ろうとしていたのに、目の前の電車から動かなくなってしまった。

一方で、東横線は強い！

少し時間に狂いはあったものの、実に力強く動いていた。

おかげで、地下鉄をつないで、通常の倍くらいの時間をかけて無事に帰宅。

ここのところ「成人式の日は雪が多い」と言われていたけど、ホントにそうなってしまった。


さて、その成人式。

昨日、東横線の駅に行くためバスに乗った時、中に袴を着たモヒカン頭のいかにもアホそうな野郎がいた。

それで「あっ、今日は成人式なんだ」と気がついたわけだ。

今や成人式は、かつてのように「大人になるための儀式」みたいなものではなく、「一生に一度、堂々とバカなことをして目立つことができる日」になってしまった。

「バカ大集合」がかかっている成人式会場に出向くと、マスコミが歓迎してくれる。

そこでおとなしくしているようでは、テレビには映らない。

だから、まずは皆で打合せして決めたかのような奇抜な格好と髪型をして、なるべくマスコミの取材がきている会場へＧＯ！

そして、会場内では挨拶をしている来賓者に対して、できるだけ挑発的なヤジを飛ばす。

会場外では、バイクでパラパラ鳴らして目立とうとするか、あるいは他グループと奇抜さを競い合う。

それを「待ってました」とばかりにマスコミが報道する。

当然のことながら、普通に成人式に参加しようとしている人たちにとっては、迷惑でしかなく、ニュースで見た人たちも「なに、あのバカな連中は」としか思わない。

しかし、バカ当人にとっては、テレビに映ることはある意味名誉なことなので、映ったヤツはヒーローだ。

後で「おい、お前映ってたぞ。やったな」とか「ちくしょう、せっかく○○したのに、映ってなかった」などと、お互いの自慢大会（反省会？）みたいになる。

それを一緒に見ているバカ予備軍たちは、「よし、来年はオレたちが映るぞ」と心に誓い、来年に向けての準備に取り掛かる。

こんな図式だろうか。


もちろん、そんな荒れた成人式ばかりではないことはわかっている。

しかし、マスコミ的には「荒れてもらわないとニュースにならなくて困る」わけだから、「どこかに暴れているヤツはいねえか」となるわけだ。

もしかして、成人を迎えるヤツらと事前に打合せでもしてるんじゃないの？