今や没落国としてのイメージもあるが、かつて「7つの海」を支配したことがある国は、やはりやる時はやる? というお話。
英国政府が、二酸化炭素回収・貯留(CCS)機能を持たないガス火力発電所について、新規の建設を2030年代まで認める方針を明らかにした、という報道があった。
CCSは、“Carbon dioxide Capture and Storage”の略語で、二酸化炭素(CO2)を分離・回収し、地中などに貯留する技術のことだそうだ。
つまり、そういった機能を持たない従来型の火力発電所を建設することを認めた、ということである。
もともと英国は、2035年までに電力分野を脱炭素化する計画を立てていたそうだが、これとは逆行する形になるわけだ。
さらに、初のインド系首相となったスナク首相は、「電力需要は拡大しており、これを再生エネルギー発電だけで賄えるようになるまでには時間がかかる」と述べたらしい。
要するに、どう見ても胡散臭いSDGsに相反する政策を進めようとしている、ということになる。
すでに、23年9月には、「ガソリン車とディーゼル車の新車販売を30年までに禁止する計画を35年まで先送りした」ということなので、それこそ「SDGsなんかクソ食らえだ!」と言っているのと同じこと!?
https://news.yahoo.co.jp/articles/62c6aa7df7200cc67f90489e22e63d975dece126
以前にも書いたことがあるが、SDGsが掲げる目標には、「何だ?これは」というものがいくつかあり、これを達成することは無理なんじゃないの?という感じがしていた。
その中でも最たるものが「CO2の削減」であると思う。
削減することそのものについては、特に反対することはないが、それを「ゼロにする」などという、ゼッタイ不可能なことを宣言することには、強烈な違和感があった。
しかも、全世界の二酸化炭素排出量のうち、チャイナが約25%、アメリカが15%と、全体の4割を占めている。
この両国が本腰を入れて活動しない限り、いくら日本が声を上げたところで、たいした効果はない。
にもかかわらず、朝日新聞を中心としたメディアは、「これは日本の義務」みたいな報じ方をしている割には、悪の根源・元凶であるチャイナに対しては、何の言及もしていない。
以前会社で受けたSDGs講習会の中で、解説していた朝日新聞のおばさんは、「世界の二酸化炭素のうち、約8割はG20参加国で占めている」などと、堂々とウソをついていた。
チャイナ一国で全体の4分の1を占めているのだから、残り全部がG20参加国だとしても、8割には届かない。
にもかかわらす、排出国のグラフも示さずに説明しながら、さらに「チャイナは2030年までに排出量をゼロにする、と言っています」などと、チャイナのウソをそのまま垂れ流していた。
まさに「朝日新聞の言っていることの逆が正しい」というわけで、どうすれば達成できるのか、まったくわからない政策を進めろ、と言っている時点でおかしいわけだ。
これに敢然と反旗を翻す(?)英国は、まだまだ「大国」と言っていいかも知れない。
英国政府が、二酸化炭素回収・貯留(CCS)機能を持たないガス火力発電所について、新規の建設を2030年代まで認める方針を明らかにした、という報道があった。
CCSは、“Carbon dioxide Capture and Storage”の略語で、二酸化炭素(CO2)を分離・回収し、地中などに貯留する技術のことだそうだ。
つまり、そういった機能を持たない従来型の火力発電所を建設することを認めた、ということである。
もともと英国は、2035年までに電力分野を脱炭素化する計画を立てていたそうだが、これとは逆行する形になるわけだ。
さらに、初のインド系首相となったスナク首相は、「電力需要は拡大しており、これを再生エネルギー発電だけで賄えるようになるまでには時間がかかる」と述べたらしい。
要するに、どう見ても胡散臭いSDGsに相反する政策を進めようとしている、ということになる。
すでに、23年9月には、「ガソリン車とディーゼル車の新車販売を30年までに禁止する計画を35年まで先送りした」ということなので、それこそ「SDGsなんかクソ食らえだ!」と言っているのと同じこと!?
https://news.yahoo.co.jp/articles/62c6aa7df7200cc67f90489e22e63d975dece126
以前にも書いたことがあるが、SDGsが掲げる目標には、「何だ?これは」というものがいくつかあり、これを達成することは無理なんじゃないの?という感じがしていた。
その中でも最たるものが「CO2の削減」であると思う。
削減することそのものについては、特に反対することはないが、それを「ゼロにする」などという、ゼッタイ不可能なことを宣言することには、強烈な違和感があった。
しかも、全世界の二酸化炭素排出量のうち、チャイナが約25%、アメリカが15%と、全体の4割を占めている。
この両国が本腰を入れて活動しない限り、いくら日本が声を上げたところで、たいした効果はない。
にもかかわらず、朝日新聞を中心としたメディアは、「これは日本の義務」みたいな報じ方をしている割には、悪の根源・元凶であるチャイナに対しては、何の言及もしていない。
以前会社で受けたSDGs講習会の中で、解説していた朝日新聞のおばさんは、「世界の二酸化炭素のうち、約8割はG20参加国で占めている」などと、堂々とウソをついていた。
チャイナ一国で全体の4分の1を占めているのだから、残り全部がG20参加国だとしても、8割には届かない。
にもかかわらす、排出国のグラフも示さずに説明しながら、さらに「チャイナは2030年までに排出量をゼロにする、と言っています」などと、チャイナのウソをそのまま垂れ流していた。
まさに「朝日新聞の言っていることの逆が正しい」というわけで、どうすれば達成できるのか、まったくわからない政策を進めろ、と言っている時点でおかしいわけだ。
これに敢然と反旗を翻す(?)英国は、まだまだ「大国」と言っていいかも知れない。
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