「ロト6の当選番号を教えます」という詐欺事件が多発しているらしい。
何なんだろう、こんなのに引っ掛かる人って。
いや、詐欺グループの手口もだんだん巧妙化している、というのは知っている。
今回も「1等は政治家たちに回るけど、2等なら教えられる」とか何とか言って、老人たちを言いくるめたらしいけど、神奈川県の72歳のおばあちゃんは、それで450万円も騙し取られたそうだ。
そんなに持っているのに、まだ欲しいかね。
手数料として450万円も渡さなければならない、とわかった時点で、どうして気がつかない?
おそらく、おばあちゃんには反撃(?)の糸口も与えないほど、てきばきと事を運んだのだろうけど、それにしてもなあ。
いろいろと調べてみると、手口はこんな感じらしい。
1.情弱であるターゲット(カモ)をピックアップ
2.ロト6は夕方に抽選があり、ネットなどで速報が19時頃UPされるので、詐欺グループはそれを確認
3.20時頃、ターゲットに電話
4.「ロト6の当然番号を知っている。証拠として、今回のロト6の当選番号を教えるので、明日の新聞で確認してみな」と言う。
5.翌朝新聞を見たカモが、「すごい!!昨日聞いた番号とまったく同じだ!」とビックリする。
6.当日の午後以降、カモに再度電話して「どうです?言った通りだったでしょ。あなたにも教えてあげますので、手数料として○○万円払ってください」と言う。
7.カモは「○○万円払っても、当選金○○○万円戻ってくるから、これはラッキー!」と詐欺師に乗っかる。
8.詐欺グループは、丸々○○万円儲ける。
さらに続きがある。
9.次に教えた数字は、適当なものだから、確率的にいっても、ほぼ当たる可能性はゼロ
10.当然のことながら当たらない。そこでカモは「今回の数字は違うじゃないか。私は騙されたのか?」といちおう怒る。
11.その日のうちに詐欺グループが再度カモに電話を掛け、「いやあ、今回は失敗してしまいました。でも次はもっと高額になりますから、こちらの方がお得ですよ」とか何とか言って、さらに手数料を要求する。
12.カモは、その時点で詐欺だと気がつけば終わりだけど、欲の皮が突っ張ったヤツは、「今度は当てて、これまでの負け分も取り戻すぞ」とさらに乗っかる。
13.以下同じことの繰り返し。
おそらく2~3回騙されれば、さすがに気がつくのだろうけど、元々どこの誰だかわからない相手だから、相手がトンズラしてしまったら、もうどうしようもない。
うん、よく考えていると思う。
でも、こう書いていても、こんなのに引っ掛かる人が理解できない。
いくら相手のペースに乗せられたとしても、いざ大金を払う段階で気がつかんか?
それとも、常に手元に現金を置いてんの?
まさか「まっ、450万円くらい失ってもいいか」とか思っていて、詐欺だとわかっていて乗っかる人もいるわけではなかろうな。
「こんなはした金で喜んでんじゃないよ、この貧乏人が!」とか思っているのだとしたら・・・
んなわきゃないか!?
それにしても、どうやってカモを見つけるんでしょうね。
何なんだろう、こんなのに引っ掛かる人って。
いや、詐欺グループの手口もだんだん巧妙化している、というのは知っている。
今回も「1等は政治家たちに回るけど、2等なら教えられる」とか何とか言って、老人たちを言いくるめたらしいけど、神奈川県の72歳のおばあちゃんは、それで450万円も騙し取られたそうだ。
そんなに持っているのに、まだ欲しいかね。
手数料として450万円も渡さなければならない、とわかった時点で、どうして気がつかない?
おそらく、おばあちゃんには反撃(?)の糸口も与えないほど、てきばきと事を運んだのだろうけど、それにしてもなあ。
いろいろと調べてみると、手口はこんな感じらしい。
1.情弱であるターゲット(カモ)をピックアップ
2.ロト6は夕方に抽選があり、ネットなどで速報が19時頃UPされるので、詐欺グループはそれを確認
3.20時頃、ターゲットに電話
4.「ロト6の当然番号を知っている。証拠として、今回のロト6の当選番号を教えるので、明日の新聞で確認してみな」と言う。
5.翌朝新聞を見たカモが、「すごい!!昨日聞いた番号とまったく同じだ!」とビックリする。
6.当日の午後以降、カモに再度電話して「どうです?言った通りだったでしょ。あなたにも教えてあげますので、手数料として○○万円払ってください」と言う。
7.カモは「○○万円払っても、当選金○○○万円戻ってくるから、これはラッキー!」と詐欺師に乗っかる。
8.詐欺グループは、丸々○○万円儲ける。
さらに続きがある。
9.次に教えた数字は、適当なものだから、確率的にいっても、ほぼ当たる可能性はゼロ
10.当然のことながら当たらない。そこでカモは「今回の数字は違うじゃないか。私は騙されたのか?」といちおう怒る。
11.その日のうちに詐欺グループが再度カモに電話を掛け、「いやあ、今回は失敗してしまいました。でも次はもっと高額になりますから、こちらの方がお得ですよ」とか何とか言って、さらに手数料を要求する。
12.カモは、その時点で詐欺だと気がつけば終わりだけど、欲の皮が突っ張ったヤツは、「今度は当てて、これまでの負け分も取り戻すぞ」とさらに乗っかる。
13.以下同じことの繰り返し。
おそらく2~3回騙されれば、さすがに気がつくのだろうけど、元々どこの誰だかわからない相手だから、相手がトンズラしてしまったら、もうどうしようもない。
うん、よく考えていると思う。
でも、こう書いていても、こんなのに引っ掛かる人が理解できない。
いくら相手のペースに乗せられたとしても、いざ大金を払う段階で気がつかんか?
それとも、常に手元に現金を置いてんの?
まさか「まっ、450万円くらい失ってもいいか」とか思っていて、詐欺だとわかっていて乗っかる人もいるわけではなかろうな。
「こんなはした金で喜んでんじゃないよ、この貧乏人が!」とか思っているのだとしたら・・・
んなわきゃないか!?
それにしても、どうやってカモを見つけるんでしょうね。
だから、カモは探すんじゃなくて、結果的に引っかかったヤツがカモとして「報じられる」ように見えるんですね。
犯人が捕まらない限りは、分母は不明ですが、1,000件電話をかけて、その中の999人が無視して電話を切ったかも知れませんし、実は700人くらいが大なり小なりお金を払って泣き寝入りしているかも知れません。
また、同じ人が何度も引っかかるといいますが、おそらく、最初は単純な手口でも引っかかる人なんでしょう。
そして「もう、ダマされないぞ」と思うものの、手口が巧妙になるから、何度も引っかかるんでしょうね。
最終的に被害額が大きくなり、事件として発覚した頃には、手口が巧妙に「なっていた」んじゃないかと。
結局、犯人の手口よりも、被害者に「楽して儲けたい」という気持ちがある限り、引っかかり続けるんでしょうね。
ご無沙汰をしております。
コメントをありがとうございました。
なるほど、「数撃ちゃ当たる」方式ですね?
それにしても、手当たり次第に電話するなんて、ある意味有能な営業マンですね。
いくら電話を切られても、挫けない強い精神を持っておられるんでしょうね。
今や同じ営業畑にいる私としては、うらやましい限りです!?
でも、バカは、そういう事を思わないからバカなのです。
いわゆる「反省」という発想を持ち合わせていない連中です。最初から、折れるような精神など持ち合わせていません。
こういう連中は、何かの拍子に、店員などに対して「土下座しろ」とか騒ぐような連中でしょうが、我々の理解を超えた価値観と着火点を持っておられるのがよく分かる生態です。
私も、この手のバカの話題を扱うとき、ついつい、自分の価値観に照らして「それは、どうなのかな」と思ってしまい、ああ、これはいかんと反省しています。
最近は「やっぱりバカはバカだから」で済ますようにした方が気が楽だということに気付きました。
いわゆる「悟り」というヤツです。