「謹慎」って「在宅勤務を命じる」って意味じゃないよ！

武漢肺炎（新型コロナ）による緊急事態宣言下で、ドンチャン騒ぎをした挙句に感染したバカが後を絶たない。

「ワクチンを打ったから、もう大丈夫」とかいうアホ丸出しの理由で、マスクもせずに飲食しまくっている連中がいるのにも驚くが、この原因は、どう考えたってメディアだろう。

ワクチンを接種する意味について、ちゃんと報道しているか？

ワクチンは「自身の感染を防ぐもの」であるというのもあるが、どちらかと言うと「重症化を防ぐため」という効果の方が期待できる（と言われている）

つまり、インフルエンザのワクチンと同様、ワクチンを打ったからと言って、必ずしも「もう大丈夫だ」というわけでない。

それでも、「もう大丈夫だ」と思うだけならともかく、マスクもしないで外でドンチャン騒ぎをするバカがいるのは、メディアがそうミスリードしているような報道をしているからだろう。

メディアは、連日のように「感染者数が増えた・減った」とか「死亡者が何人出た」とかしか言わないから、状況が改善されているのか、現状がどうなっているのかさっぱりわからない。

ちゃんとした報道をしないだけでなく、自身もバカ騒ぎをしていたというのは、先日テレビ朝日の連中が、ドンチャン騒ぎをした挙句に、参加者の女性の一人が２階から落下してケガをした、と報道されていた通り。

もしかして、自分たちも何でワクチン接種しているのか理解していなかった？

それじゃあ、まともな報道なんかできるわけがないわな。

さて、そんなテレビ朝日のバカ連中に対して、謹慎１０日間の処分が下された。

結構厳しい処分だなあ、と思う一方で、「本来であれば、国民に正しい対応を伝えるべき立場の人間なんだから、当然かも」という気もした。

ところが、ネットでの反応は意外なものだった！？

何と、「１０日間も会社休めるなんて、ラッキーなだけじゃん」というものだったので驚いた。

うん、もしかして「謹慎」って、ただ「会社に来なくていい」というだけの処分だと思ってるの？

「在宅勤務を命じる」って意味では、もちろんないぞ。

謹慎の間は、当然のことながら賃金は支給されないし、勤続日数にも算入されない。

扱いは「欠勤」と同じだから、もちろん評価にも影響する。

懲戒処分の中では、諭旨解雇・懲戒解雇ほどではないが、けん責・減給よりも厳しい処分である。

「こんなヤツらはクビにしろ！」という気持ちもわからないではないし、当初は勢い余って「クビだ！」と思っていた自分もいるのだが、いざ冷静になってみると、本人たちにとっては、かなり重い処分になっているはず。

こういう的外れな反応を見ると、さすがに「ちょっと違うんじゃないの？」と思ってしまう。