石油が高騰しているので、みんな電気を使おう！・・・ はあ？

今や、「顔のいい鳩山由紀夫」とさえ言われている小泉進次郎。

鳩山由紀夫の方は、人間として・日本人として基本的な部分が欠落しているものの、いちおう地頭はいいのに対して、小泉進次郎の方は、地頭が致命的に悪い。

しかも、それをまったく自覚していないどころか、指摘されても何とも思わない、という相当分厚い面をしている。

そして、何かを始めて知った時に、「日本人の多くは知らないだろうから、これは拡散しなければいけない」などと勝手に思い込み、自慢げにそれを披露する。

だから、平気で「プラスチックって、石油からできているっていう超レアな知識、皆さん知らなかったでしょう」などと言ってしまう。

「皆さん、知ってました？ボクは初めて知りました」ではないわけだ。

そんな進次郎に、いくら「お前はバカだ」と指摘しても、なぜか「自分は、あえて嫌われ役を演じているんだ」などと、まったく見当違いの方向の受け止め方をしてしまう。

まったくもって、どうしようもない政治家だと言える。

さて、そんな進次郎が、またまたバカ丸出しの発言をしていた。

ニュージーランドのアーダーン首相と会食した時に、ニュージーランドが電動自動車普及に力を入れていることを知り、さらに世の中の流れが「ガソリン車⇒ＥＶ車」であることを初めて知り、早速国民に対して「貴重な情報」として提供してくれている。

曰く「ガソリン価格が高騰している今こそ、ＥＶを普及させてガソリンに依存しない社会への移行を加速させよう」

う～ん、頭がクラクラしてしまう。

こいつは、電気がいったいどうやって作られていると思っているのだろうか。

まあ、プラスチックが石油からできていることを知らない人も結構いる、というのはあるかも知れないが、電気がいったい何から作られているのか知らない人は、プラスチックのそれほどではないと思う。

でも、こいつはまだ知らない、ということになる。

原子力発電の問題が取り沙汰されており、これを完全に廃止して自然エネルギーに変えていこうと必死な連中がいることくらいは知っているのかも知れないが、もしかして、こいつは電気は自然に発生するなどと思ってやしないだろうか。

まだ日本では、石油をもとにした火力発電が7割強の割合を占めている。

つまり、石油が高騰することによって、ガソリンも当然値上がりするが、電気代だって値上がりするのである。

だから、電気自動車を普及させるのはいいとしても、少なくとも「石油が高騰している今こそ」という言い方だけは、間違いなく「間違い」である。

https://ameblo.jp/koizumi-shinjiro/entry-12738812106.html

自然エネルギーだけでは、これをカバーするのはほぼ不可能なので、だからこそ原発を再稼働させるべき、という声があるにもかかわらず、こいつはそういう声は耳に入らないみたいだ。

こいつは、この先まだまだ「新しく仕入れた知識・情報」を披露していくのだろうが、それを教えている人たちは、進次郎の頭の中について、いったいどのように思っているのか気になる。

「えっ？こいつは、こんなことも知らなかったの？」と思っているだけならいいが、「よし、このバカを利用すれば、我々は〇〇で金儲けができる」と思っている連中も、もしかしたらいるかも知れない？