はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

若手相手にオラついて、若手に諭されるおっさんはみっともないぞ!

2022-04-25 | 日記
ロッテの佐々木朗希のパーフェクト記録継続は、初回の初球で途切れてしまった。

まあ、いつか打たれることはわかっていたが、まさか一球で終わってしまうとは。

あくまでもパーフェクト継続のみが気になってこの試合を見ていたので、破れた瞬間にチャンネルを切り替えたのだけど、その後ひと悶着あったらしい。

佐々木の投じた球が、際どいところにいったのだが、これを主審の白井が「ボール」と判定したことで、ちょっと不満そうな顔をした佐々木に対して、何と白井が佐々木のところまで出向いていって、何か一言・二言言っていた。

白井の顔が「ああん、何か文句でもあんのか」みたいな表情だったし、あわてて後ろから捕手の松川が白井を止めようとしていたところから見るに、かなりキツい言葉を掛けにいったに違いない。

審判に詰め寄る選手や監督は見たことがあるが、審判自身が選手に詰め寄るなんてシーンを、これまで見たことがない。

佐々木がどんな態度・表情をしたのかはわからない。

たぶん納得がいかなかったのだろうが、こんなもの投手であれば、何度も何度も経験してきていることだろうし、実際文句を言ったこともあるだろうが、主審自体が文句を言いにいくとは、いくら何でもあり得ないだろう。

ネットでも「20歳(佐々木)にオラつく白井(44歳)、それを止めに入る18歳(松川)」と揶揄していたが、大人気ないという以前に、これはマズいだろう。

もしも佐々木投手の態度が失礼極まりないのであれば、一言警告するか、あるいはいきなり「退場」宣告をするべきだと思う。

その時の映像は、どう見たって佐々木投手を恫喝しているようにしか見えないので、審判がキレちゃいかんだろう、と思うわけだ。

選手の場合、場面によっては感情がむき出しになって、それが態度に出てきてしまう時だってあるだろう。

だとしても、その時の判断に従うしかないのだから、その日の審判の傾向(?)に合わせるしかない。

しかし、審判の場合「この投手はオレにガンつけやがった。よし、次からは際どいコースは全部ボールにしてやる」というわけにはいかない。

あくまでも、公正・公平に判定をしなければならないはずだ。

ネットでも、一部に「審判だって人間なのだから、キレることはある」などと擁護している人もいるようだけど、気持ちは理解するが、それを態度に出してはダメだと思う。

なぜなら、審判の判定は「ゼッタイである」というのが前提だし、退場させるという権限を持っているのだから、立場は審判の方が上のはずだ。

「佐々木の態度が悪い」というのであれば、警告するか、退場宣告すればいいだけ。

どうしてもキツい言葉を発したいのであれば、捕手である松川に言えばいいのに。

「おい、あの佐々木の態度はいかんだろう、よく言っとけ!」くらいにしておけば、あまり目立たなかっただろうに、わざわざマウンドまで行く上に、その顔がまるでチンピラみたいだったから、ネットで叩かれるんだと思う。

サッカーと違って、特にプロ野球の場合、審判の多くは元プロ野球選手(大半が実績を挙げられなかった人たち)であるせいか、審判を格下に見ている選手・監督が多い(星野仙一とかは、特に顕著だった)ようだけど、だからと言って逆切れしてはいかんだろう。

こいうことが起きる要因の一つとして、プロ野球の審判の権限がちょっと弱い、というのか、退場処分の内容が軽すぎることがあると思う。

サッカーの場合だと、退場処分を食らうと、その日の試合だけでなく、少なくとも次の試合は出場停止となるし、重い場合は3試合くらい出場停止を食らうこともある。

それに対して、プロ野球の場合は、その日だけである。

つまり、9回の最後の打席で、際どいところをストライクに取られ、三振を喫した時に、審判に暴言を吐いて退場となったところで、その日はもう打席に立つこともないだろうし、結果としてな~んの意味もない処分となってしまうことがある。

サッカーでは、そもそも試合数が少ないので、退場処分はかなりキツい。

だから、判定に納得がいかない場合も、選手は必ず後ろに手を組んで抗議している。

「あなたに手を出すつもりはありません」というアピールをしているのである。

ところが、プロ野球の場合は、星野仙一みたいに拳を相手に突き出して抗議をするヤツも結構多く、中には星野仙一みたいに、審判を小突くヤツもたくさんいた。

これでは、プロ野球の審判も大変だと思う。

とは言え、いつもは、星野仙一みたいなヤツを相手にするプロ野球の審判の人たちに同情することが多いのだが、今回はどう見ても審判が悪い、と思う。

しかも、この白井という審判が、普段から選手に対して「何だ、オレの判定に文句があるんのか」と詰め寄っていたのならまだしも、今回に限って詰め寄ったのだとしたら、佐々木投手をナメていたのか、あるいは逆にナメられる前にシメようと思ったのか、いずれにしてもダサいとしか言いようがない。

・・・と思っていたら、この審判、以前からいろいろと問題があったみたい?

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