はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

映画評1053 ~ トランスフォーマー/最後の騎士王

2022-08-15 | 映画評
今日はCSで放映していた「トランスフォーマー/最後の騎士王」を見ました。

世界的ヒットを記録しているSFアクション『トランスフォーマー』シリーズの第5弾。地球に迫る危機に、人類とトランスフォーマーの混成チームが立ち向かう。前作に引き続き、マイケル・ベイ監督がメガホンを取る。マーク・ウォールバーグ、ジョシュ・デュアメルのほか、名優アンソニー・ホプキンスらが出演。これまでのシリーズで提示された謎の数々が明らかになる物語、金属生命体の創造主の登場に注目。

主演:マーク・ウォールバーグ
共演:ローラ・ハドック、ジョシュ・デュアメル、ジョン・タトゥーロ、スタンリー・トゥッチ、ザベラ・モナー、アンソニー・ホプキンス
その他:サンティアゴ・カブレラ、ジェロッド・カーマイケル、リアム・ギャリガン、グレン・モーシャワー、マーク・デクスター、ピーター・カレンなど

<ストーリー>
人類とトランスフォーマーが反目し合い、オプティマス・プライムが姿を消してしまう中、地球の存亡を左右する危機が到来。事態を収束すべく、発明家ケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)、オプティマスの後を継いでオートボットを率いるバンブルビー、謎多き貴族の老人(アンソニー・ホプキンス)、オックスフォード大学の教授(ローラ・ハドック)によるチームが結成される。


シリーズ第5弾で2017年の作品ということだけど、なぜか見ていなかった。

何でだろうと思って、過去の映画評を見てみたら、毎回評価が「C」で、いつも「わけがわからない」とあり、しかも最後は「もう見ない」とまで書いていた。

それを忘れていて、つい見てしまったわけだが・・・

やはり、わけがわからなかった!

今作では、いきなり「アーサー王と円卓の騎士」の話が出てくるので、「えっ、こんな話だったっけ?」と思っていたが、どうやり無理やり持ってきた話のようで、最後にエクスカリバー(?)を手にする者が勝つ、という展開にすれば面白いだろうな、という安易な発想で作ったとしか思えず、最終的にはそんなことなどどうでもいいような結末だった。

さらに、本来の主役であったオプティマスが、「創造主」というわけのわからない存在の女神から洗脳される、という設定にしたのはいいけど、それがまったくといっていいほど生かされておらず、しかも最後はあんなに強かった創造主が覚醒したバンブルビーの一撃でやられる、というホントに「何のための設定?」という展開だった。

そして、相変わらず、終盤ではどっちが敵か味方かわからないバトルに、人間の軍隊やPRFとかいうわけのわからない集団が絡んできて、あれだけハデな展開の割に、ハラハラ・ドキドキ感が皆無という、それこそ稀有な状況になっていました。

そりゃあ、あんな大きな物体やミサイルなどが空から雨あられのように降ってきているというのに、マーク・ウォールバーグをはじめとした主要人物は、ほとんど無傷で逃げまわるという、見ていて「んなアホな!」という展開を見たら、ハラハラ・ドキドキなんかするわけがない。

人間側の登場人物にしても、ただのアホなガキにしか見えない女の子が登場したり、ただの大学講師が「実は選ばれた人間でした」みたいなお決まりの展開も、全体のストーリーの中ではたいした役割を果たしていない、というか、そんなことはどうでもいいかのような展開は、結局何が描きたかったの?としか思えませんでした。

実は、バトルが終わった後のシーンで、次回に続くような描写があったのだけど、どうやらこのシリーズも今作で終わりだったらしい。

それほどまでに評判も悪く、興行的にも大失敗したそうだけど、まあ確かに回を重ねるごとにわけがわからなくなるのは、あの「ワイルドスピード」に似たものがある。

ということで、散々な内容だったけど、年末に改めて取り上げるほどのものではないと思ったので、評価は「C」にしておきます。



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