はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

映画評1244 ~ タイラー・レイク 命の奪還2(Netflix)

2025-01-30 | 映画評
続いては「タイラー・レイク 命の奪還2(Netflix)」です。

クリス・ヘムズワース扮する凄腕の傭兵タイラー・レイクの過酷な戦いをリアルなアクション演出で描き、Netflixで大ヒットを記録した「タイラー・レイク 命の奪還」の続編。
「アベンジャーズ エンドゲーム」などでスタントコーディネーターを務め、前作で長編初メガホンをとったサム・ハーグレイブが今作でも監督を務め、ヘムズワースと再タッグ。同じく前作から引き続き、「キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ」シリーズや「グレイマン」を手がけたアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が製作、ジョー・ルッソが脚本を担当。共演は前作から続投のゴルシテ・ファラハニのほか、「モスル あるSWAT部隊の戦い」のアダム・ベッサ、「007 慰めの報酬」「ブラック・ウィドウ」のオルガ・キュリレンコら。Netflixで2023年6月16日から配信。

主演:クリス・ヘムズワース
共演:ゴルシフテ・ファラハニ、トルニケ・ゴグリキアーニ、アダム・ベッサ、ダニエル・バーンハード、ティナティン・ダラキシュビリ、サム・ハーグレイブ、イドリス・エルバ、オルガ・キュリレンコなど

<ストーリー>
前作のラストでかろうじて命を取り留めたオーストラリア人の傭兵タイラー・レイクが、刑務所に監禁されているジョージアの残忍なギャングの家族を救出するという新たな任務に就き、再び命をかけた危険な戦いに身を投じていく。


Netflix配信のシリーズものの第2作で2023年に配信された作品であるが、実はこちらを先に見て、面白かったのでパート1を後から見たわけである。

本作でも子供を助けることが主目的であり、何と刑務所内に住んでいるというギャングの家族(母親と兄妹)を救うという内容だ。

なぜ刑務所に住んでいるかというと、父親がギャングであり、その兄貴がギャングのボスなので、命を狙われる可能性がある、というのが理由ではあるが、実は家族を束縛するという意味もあったようだ。

そんな家族をなぜ助けるのかと言うと、これは後半になってようやく明かされるのだけど、主人公タイラーの元妻の妹が、今回助けようとしている子供たちの母親だからである。

ところが、子供のうち兄の方が、なぜ刑務所から脱出しなければならないのか理解できておらず、脱出時に自分の父親がタイラーに殺されたこともあって、タイラーに反抗的な態度を取る。

それだけならまだしも、伯父であるギャングのボスに自分たちの居所を教えてしまったことから、テイラーたちが窮地に陥ることになる。

ここから先は、ノンストップの銃撃戦、殴り合いとなり、ギャング側は防弾服に身を包んでいるせいで、銃弾を3~4発ぶち込んだところで簡単には死なない。

そのせいで、タイラーも何度も被弾したり刺されたり、もう満身創痍となる。

そのバカ兄は途中で自分の過ちに気が付いて、一度はタイラーたちに謝るのだけど、その後すぐに伯父のところに自ら行ってしまい、何がなんだかよくわからないクソガキとして描かれている点が、ちょっと違和感のあったところだろうか。

もしかして、最後はこのバカ兄が伯父であるギャングのボスにトドメを刺すのかと思っていたのだけど、ちょっと違った。

最後は、なぜかテイラーとギャングのボスとのタイマン勝負、というのは予想外だったけど、このバカ兄のせいで主人公が死にかけるというのは予定通りなのかも知れないとはいえ、何でこんな形にしたんだろう、という不満は残った。

ただ、不満はそれくらいで、全体的にとにかくテンポが良くて、最後まで飽きさせない展開は前作同様良かったと思います。

ということで、評価は引き続き「B」にします。

ところで、最後の方で、タイラーの元妻というのが出てきたのですが、これが何と元ボンドガールのオルガ・キュリレンコでした。

タイラーの相棒であるゴルシフテ・ファラハニ同様、とても綺麗なお姉さんですし、どうせならアクションに参加すればよかったのに、今作では顔見世だけだったのは、ちょっと残念でした。

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