はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

いいかげんにしろよ!

2007-01-17 | 日記
王監督復帰!

「がんに勝った66才」などと、いかにも明るいニュースのような報道だが、テレビに映る王さんは、痩せこけていてどう見ても病人そのもの。

あの長嶋さんもそうだが、かつての大スターが、もはや見る陰もない。
もういいかげん引退させてあければいいのに。

プロ野球界やマスコミは、この二人を死ぬまでこき使うつもりか。
見ていて、なんだか二人が気の毒だ。

とは言え、私は、この二人とも好きではない。

特に長嶋さんについては、今さら言うに及ばずだが、王さんにも許せない行為がある。

この人、年間55本塁打という偉大な記録を持っているが、かつて2度にわたって、自身が監督の時に、この記録が破られるのを阻止した。

もちろん、正々堂々と勝負して、打たせなかったわけではない。
「勝負をしない」という、スポーツマンとして最低の行為を行った張本人だ。

一度目は、巨人の監督時代で、相手は阪神のバース。
この時は、あからさまに「敬遠」の指示を出して、バースがバットを振れないようにした。

そして二度目は、今と同じダイエーの監督であり、相手は近鉄のローズ。
今度は、バッテリーに「任せる」という形で、記録阻止を指示した。
これは実に汚いやり方で、「任せる」と言われたバッテリーが、勝負などできるはずがない。

バッテリーが逃げたのではない、監督自身が逃げたのだ。
しかも、当時捕手をやっていた城島に「監督の記録を、外国人に破らせるわけにはいかない」などと、いかにも自分達で決めたかのような発言をさせ、責任回避を画策した。

これで、この人の人間性は地に落ちたと言える。

たとえ、バースやローズが60本の本塁打を打とうが、王の記録が色あせるわけではない。

生涯で800本以上の本塁打を打つ打者なんて、今後生まれるとは思えない。
たった1年だけの記録で、王の記録が忘れられるわけではないだろうに。

とは言え、私のようなアンチ巨人は、長嶋は認めなくとも、王は別格だと思っている。
まだ小学生の頃、家族で広島市民球場まで巨人戦を見に行ったことが何度かあるのだが、当時「お荷物球団」と言われた広島カープが、巨人に勝つことなどめったになかった。
そんな中でも、王の本塁打が見られれば、それだけで満足したものだった。
それぐらいすごい選手だったわけである。

こんな偉大な選手に、これ以上恥をかかせるべきではない。

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