自民党も大変だね

昨日のニュース。

自民党の舛添議員が、演説中に暴漢に襲われた。

本人にけがはなかったそうだが、警備員がうちわでたたかれて軽傷を負い、別の運動員も顔を殴られたとのこと。

ところが、各紙の報道の仕方が若干違う。

各紙の見出しは、次のとおり。

産経：舛添参院議員の運動員に暴行　会社員を逮捕
読売：舛添議員の運動員　男が顔殴り「すみません」
毎日：舛添氏の運動員たたかれる　男を現行犯逮捕
日経：舛添陣営の運動員　男にたたかれる
朝日：自民・舛添氏の運動員をたたく　容疑の男逮捕

舛添氏本人のコメントでは「男が力まかせに、（運動員の）顔を殴った」とある。
これは、どう見ても「暴行」だろうに、なぜか毎日、日経、朝日は「たたいた」とある。

つまり、「うちわで手をたたいた」部分だけを取り上げ、拳で顔を殴った部分は無視していることになる。
これだと、「なんで、たたいたくらいで逮捕するんだ？」という疑問を持つ人もいるだろう。

もしかして、それが狙いなのか？

先週の「週刊新潮」でも、『安倍憎しに燃える、異様すぎる選挙報道』として取り上げられていた朝日だが、一方では、自社の世論調査で、「民主党の小沢の指導力を評価する者が多い」などと持ち上げている。

小沢一郎なんて、かつては自民党の顔だったのに。
つまり、まったく節操がないというわけだ。

小朝日と言われる毎日と、これまた記事の偏向が指摘されている日経が、まったく同じような表現になっているのは、偶然だろうか。
こんな小さな記事の中にも、マスコミの異常さが現れている。