はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

確かに一番の敵ですな

2022-01-18 | 日記
「おねがいマイメロディ」というテレビアニメがあるそうだが、そこに登場するキャラクターであるマイメロディのママの「名言」を、バレンタインデー向けの商品に使ったところ、頭のおかしい連中からの抗議に遭い、発売を中止にしたのだとか。

その名言とは・・・

「女の敵は、いつだって女なのよ」

いやはや、笑ってしまいそうなくらいの正論なんだけど、そんな言葉をわざわざ商品にするかね?と思っていたら、どうやらそういうことではないようだ。

いろいろと見てみると、彼女(マイメロディのママ)の「名言」は、これだけにとどまらず、たくさんあるみたいだ。

もちろん、男の子に対する名言もある。

「一度や二度の失敗でくよくよするような男をつかんだら一生の不覚よ」
「男って、プライドを傷つけられるのが一番こたえるのよ」
「女の子にわざと女の子の話をするのは、不器用な男の子がかまってほしいからよ」
「男の子の言う『いつか俺はやるぜ』はあてにならないから信じちゃダメよ」

「女の敵は、いつだって女なのよ」という言葉だけを使用した、というのではなく、「名言集」を盛り込んだ、という話らしい。

そんなたくさんある「名言」の中から、わざわざ女の子に対するものだけ取り上げて、「けしからん!」と文句を言っているバカがいた、ということなわけだ。

つまり、先日触れた上野千鶴子みたいに「女性に対する誉め言葉はダメだけど、男性に対する誉め言葉はOK」と言っているのと同じだ。

上野は、言い換えれば「女性にブスというのは許せないが、男性にブサイクというのはまったく問題ない」と言っていることになるので、それと同様、男性への悪口には一切触れないくせに、女性に対する悪口だけに脊髄反射しているわけだ。

https://www.j-cast.com/2022/01/17429040.html

今回の企画に女性が参画していたのかどうかはわからないけど、こういう拒絶反応に対して、同じ女性がどう思うかと言うと・・・

「やっぱり、女性の敵は女性だわ」ということになっちゃうと思う。

厄介なのは、こういう連中は「私は女性のために言ってるのよ」みたいな感じで言ってはいるものの、実は同じ女性から嫌われるようなことばかり言っているところだろう。

単に「男性に対しては何を言ってもいいけど、女性に対しての悪口はゼッタイにダメ!」ということではなく、「女性が喜ぶようなことでも、私が気に入らなければダメ」ということなので、こんな考え方では男性からも女性からも支持されるわけがない。

こんな連中がいるようでは、女性も大変だと思う。
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