はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

メディアがこんなだから・・・

2022-11-30 | 日記
TBSのニュース。

「国民民主がまた予算案賛成へ」という見出しのニュースだ。

報道の内容は、『国民民主党は野党であるにもかかわらず、予算案に賛成し続けるなど、与党への接近が指摘されていて、他の野党などからは「もはや与党」と批判する声があがっています』ということで、国民民主党が裏切った!みたいなものだった。

そうか、野党って与党が提案してきたものに賛成してはいけないんだ。

知らなかった!

だから、旧民主党時代に与党自民党が提案した予算案(だったか?)に対して、珍しく修正案を出してきたのだが、当時の安倍首相がこれを丸呑みする形で再提案したところ、何とこれにも反対した、というのは、こういう背景があるわけだ。

つまり、自ら修正案を出したものの、与党がこれを受け入れることによって、もはや民主党が提案したものではなくなってしまうので、これに賛成することは許されない、ということだな。

う~ん、何だか矛盾しているように思えるけど、そういう決まりならしょうがない。

では、どうすればいいか。

たとえ修正案を丸呑みした場合であっても、それに賛成するわけにはいかないので、最終的には採決によって多数決で決めるしかない。

そして、たとえ自ら提案した修正案が通ったとしても、採決後は「与党は強行採決をした。これは許せない」と叫ぶことによって、野党であることを強調する。

そりゃあ、野党もいちいち対案なんか出したりしないわな。

対案を「出さない」のではなく「出せない」

「出せない」と言うと、「バカだから対案を思い付かない」あるいは「そもそも与党の提案している内容が理解できないから、対案も出すことができない」という意味のように聞こえるかもしれないが、そうではなく「出すわけにはいかない」という意味。

なぜなら、対案を受け入れようが拒否されようが、与党の提案には「常に反対しなければならない」のだから、対案を出しても意味がない。

結局のところ、野党って「ただ反対をするだけ」の機能しか持たないということになる。

つまり、野党に説明するだけムダ。

国会にとっては邪魔になるだけの存在なわけだ。

やっぱ、野党っていらないじゃん!


https://news.yahoo.co.jp/articles/73d59442c04d72db299eacfb8f95fcef162bf822


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