ＴＨＥ ＭＡＮＺＡＩ ２０１３ 総括

昨日行われた「ＴＨＥ　ＭＡＮＺＡＩ　２０１３」

今回も１２組が３グループに分かれて、それぞれの上位者が決勝戦を行う方法だ。

出場者は、以下の１１組とワイルドカードを勝ち抜いてきた１組

＜審査員＞
たけし、西川きよし、秋元康、テリー伊藤、オール巨人、大竹まこと、木村祐一、ラサール石井、天野ひろゆき、高須光聖

＜Ａグループ＞
レイザーラモン、チーモンチューチュウ、オジンオズボーン、千鳥

＜Ｂグループ＞
学天即、風藤松原、銀シャリ、ウーマンラッシュアワー

＜Ｃグループ＞
天竺鼠、NON STYLE、東京ダイナマイト、流れ星


まずはＡグループ

・レイザーラモン（Ｃ）
ファッションショーネタ
このコンビの漫才は初めてだったけど、どうなんでしょう・・・
やはりやり込んでないな、という感じ満載だった。

・チーモンチューチュウ（Ｂ）
昔話「鶴の恩返し」ネタ
またいつものやつか？と思わせておいて、意外な展開。
結構笑った。

・オジンオズボーン（Ａ）
去年のダジャレ漫才が、さらに進化した感じで面白かった。
ここまでやるとは正直思わなかった。

・千鳥（Ａ）
寿司屋ネタ
結構いろんな寿司ネタが出てきて、なかなかなるやという感じ。
面白かった。


レイザーラモンを除いてなかなか激戦だったし、結果も最後の最後まで３票ずつで横一戦。
そして最後は千鳥の勝ち。
結果的には順当か？

審査員も言っていたように、チーモンチューチユウとオジンオズボーンの２本目のネタを見てみたかった。


続いて、Ｂグループ

・学天即（Ｂ）
しょうもない自慢をするヤツネタ
普通に面白かった。

・風藤松原（Ｂ）
ことわざネタ
よくあるネタだけど、結構凝ってあって、なかなか面白かった。

・銀シャリ（Ｂ）
引っ越しネタ
ちょっと銀シャリらしさに欠けている感じがした。
でも面白かったです。

・ウーマンラッシュアワー（Ａ）
ゲスネタでお馴染みとなった村本だけど、かつてのバイトリーダーからは完全に脱皮した感がある。
爆笑しました。


ここも激戦だったけど、順当にウーマンラッシュアワーが勝利。


最後はＣグループ

・天竺ネズミ（Ｄ）
まったく意味不明
どこで笑っていいかもわからず、オチまで意味わからず。
もしかして、本日最低か。

・NON STYLE（Ｂ）
船のトラブルネタ
普通に面白かった。

・東京ダイナマイト（Ｃ）
この二人としてはしっかりしたネタで、意外と面白かったが・・・
最後のオチは今いち。
ただし、「みのもんた」をネタにした勇気は買える！？

・（ワイルドカード）流れ星（Ｃ）
結構笑ったけど、ネタとしてはどうなんだろう。
まとまりはないし、ムチャクチャな展開だし・・・


ここは珍しくレベルの低いグループで、NON STYLEしかいないと思っていたのだが・・・

これまた３組の激戦だったけど、順当にNON STYLEが勝ち上がった。


決勝戦は、NON STYLE、千鳥、ウーマンラッシュアワーの順


・NON STYLE（Ａ）
教師になる夢ネタ
これまた面白かった。
ボケ倒しまくったけれど、やはりうまい！

・千鳥（Ｃ）
歌が下手ネタ
以前聞いたことがあるネタだけど、これを決勝戦に持ってくる理由がわからない。
しかも、途中からグダグダで、まとまりもつかず。
これではダメだろう。

・ウーマンラッシュアワー（Ａ）
またまた下衆ネタ
しかし、１作目よりも強力になっていた。
爆笑しました


NON STYLEもいいけど、やっぱりウーマンラッシュアワーか？

そして結果は・・・


ウーマンラッシュアワーが優勝！

まあ、順当だと思う。

今年は、結構レベルが高かったと思う。

レイザーラモンや天竺鼠という「例外」はあったものの、それ以外はそこそこ笑えたし、きちんと作り込んでいるなあ、という感じがよく伝わってきた。

天竺鼠の場合、審査員の木村祐一が思わず「あのネタはあかんやろ」と言ってしまうほどのレベルの低さ。

このコンビのどこが面白いのか、私には理解できない。

千鳥は、ここ一番での弱さは相変わらずだったけど、やはり実力はあると思う。


ということで、なかなか面白かったです。