昨日行われた「M-1 2021」
今回も、基本的には前回同様で「決勝当日にゲストが1組ずつくじを引き、順番にコンビがネタを披露する形式」であった。
優勝者の決定方法も昨年と同じで、敗者復活勝者を含めて10組がそれぞれネタを出し合い、得点の上位3名が決勝に進出し、最後は得点ではなく、審査員により「誰が面白かったか」の獲得票数で決める、というやり方だ。
出場者と出演順は、以下の9組と敗者復活戦を勝ち抜いてきた1組。
その1組とは、ハライチだった。
もも 真空ジェシカ モグライダー オズワルド ランジャタイ インディアンス ゆにばーす 錦鯉 ロングコートダディ
1.モグライダー
2.ランジャタイ
3.ゆにばーす
4.ハライチ
5.真空ジェシカ
6.オズワルド
7.ロングコートダディ
8.錦鯉
9.インディアンス
10.もも
ちみなに、今年は敗者復活戦もずっと見ていたが、上位3組は「金属バット」「ハライチ」「からし蓮根」だったので、まあ順当というところだろうか。
また、今回の審査員を務めるのは昨年と同じ以下の7名。
上沼恵美子
オール巨人
サンドウィッチマン・富澤
立川志らく
ナイツ・塙
中川家・礼二
松本人志
以下、出演者順に私の感想・評価と実際の獲得点数をつけてみました。
・モグライダー(A)637
「美川憲一のさそり座の女」ネタ
結構笑った。
よくこんなネタを考えたなあ、というくらい内容も展開も面白かった。
・ランジャタイ(C)628
「風の強い日に飛んでくるネコ」ネタ
あまりに奇天烈というよりドタバタすぎて、私には理解できなかった。
面白いかどうかと聞かれると、残念ながら笑えなかった。
好き嫌いはあると思うが、少なくとも決勝に残すようなコンビではないと思う。
・ゆにばーす(B)638
「男女の恋愛はありかなしか」
以前と比べてもしゃべりはうまくなっているが、今回はちょっと弾け具合が少なかったか?
・ハライチ(B)636
「運動したい」ネタ
これまでのイメージとは、まったく違うパターンだった。
後半になって話がムチャクチャになってきたけど、岩井の弾けっぷりが面白かった。
岩井自身は、こういうのをやりたかったようなので、負けても悔いなしというところだろうか。
・真空ジェシカ(A)638
「一日市長になりたい」ネタ
つかみで失敗していたので、ちょっと失敗した感はあったが、ネタの方は申し分なく、全体的に捻りのきいたやり取りの連続で面白かった。
・オズワルド(A)665
「友達がいない」ネタ
前に聞いたことがあるネタだったが、内容はさらに進化していた。
二人の掛け合いもよくて、結構笑った。
・ロングコートダディ(B)649
「生まれ変わるとしたら・・・」ネタ
出だしはどうなるかと思ったら、意外とうまく展開させていたと思う。
ただ、期待させるだけさせておいて最後はちょっと・・・
・錦鯉(A)655
「合コンに行く」ネタ
いつも通りの展開だったけど、長谷川のバカっぷりが面白かった。
・インディアンス(A)655
「趣味が見つかった」ネタ
テンポが非常に良くて、しかもボケの連射には知らないうちに爆笑していた。
・もも(B)645
「お前は〇〇顔だ」ネタ
しゃべりがちょっとまだ下手クソな感じはしたが、二人の掛け合いが絶妙で、今後伸びそうな感じだった。
ただ、今回は一緒に戦った相手が悪かったか。
以上の結果、決勝戦の残ったのは、オズワルド、錦鯉、インディアンスの3組。
決勝戦の順番とネタは以下の通り。
・インディアンス(A)
「今よりもっと売れたい」ネタ
予選のネタと同様、ボケの連射がすごくて面白かった!
・錦鯉(B)
「街中に逃げたサルを捕まえたい」ネタ
内容はともかく、長谷川のバカ度MAXでで、かなり弾けていた。
・オズワルド(B)
「いい伊藤と悪い伊藤」ネタ
期待していたのだが、やり取りがちょっとややこしかったかも?
そして優勝は・・・
錦鯉!!
7人中5人が推して、あとは1名ずつ。
決勝のネタの中で言えば、インディアンスが優勢だとは思っていたが、とにかく錦鯉・長谷川のバカっぷりが遺憾なく発揮されていて、ネタとしての面白さよりも、キャラクターとしての面白さは群を抜いていたと思う。
オズワルドは、予選のネタが秀逸だっただけに、決勝でのネタはちょっと弱かったような気もするが、このコンビはまだ若いので、来年以降に期待できると思う。
最終的な順位は以下の通り。
ついでに、個人的に順位も( )につけてみました。
1位:錦鯉 (2)
2位:オズワルド (3)
3位:インディアンス (1)
4位:ロングコートダディ (8)
5位:もも (5)
6位:ゆにばーす (7)
6位:真空ジェシカ (4)
8位:モグライダー (6)
9位:ハライチ (9)
10位:ランジャタイ (10)
全体を通して言えば、昨年の大会が個人的には「過去最低」とも言える大会だったような気がして、「そろそろM-1も終わりかな?」とちょっと思っていたが、どうしてどうして今年の大会はレベルが高かったと思う。
初出場が5組もいて、私が知らないコンビばかりだったけど、どれも(ランジャタイを除く)面白かった。
来年もまた期待しています。
今回も、基本的には前回同様で「決勝当日にゲストが1組ずつくじを引き、順番にコンビがネタを披露する形式」であった。
優勝者の決定方法も昨年と同じで、敗者復活勝者を含めて10組がそれぞれネタを出し合い、得点の上位3名が決勝に進出し、最後は得点ではなく、審査員により「誰が面白かったか」の獲得票数で決める、というやり方だ。
出場者と出演順は、以下の9組と敗者復活戦を勝ち抜いてきた1組。
その1組とは、ハライチだった。
もも 真空ジェシカ モグライダー オズワルド ランジャタイ インディアンス ゆにばーす 錦鯉 ロングコートダディ
1.モグライダー
2.ランジャタイ
3.ゆにばーす
4.ハライチ
5.真空ジェシカ
6.オズワルド
7.ロングコートダディ
8.錦鯉
9.インディアンス
10.もも
ちみなに、今年は敗者復活戦もずっと見ていたが、上位3組は「金属バット」「ハライチ」「からし蓮根」だったので、まあ順当というところだろうか。
また、今回の審査員を務めるのは昨年と同じ以下の7名。
上沼恵美子
オール巨人
サンドウィッチマン・富澤
立川志らく
ナイツ・塙
中川家・礼二
松本人志
以下、出演者順に私の感想・評価と実際の獲得点数をつけてみました。
・モグライダー(A)637
「美川憲一のさそり座の女」ネタ
結構笑った。
よくこんなネタを考えたなあ、というくらい内容も展開も面白かった。
・ランジャタイ(C)628
「風の強い日に飛んでくるネコ」ネタ
あまりに奇天烈というよりドタバタすぎて、私には理解できなかった。
面白いかどうかと聞かれると、残念ながら笑えなかった。
好き嫌いはあると思うが、少なくとも決勝に残すようなコンビではないと思う。
・ゆにばーす(B)638
「男女の恋愛はありかなしか」
以前と比べてもしゃべりはうまくなっているが、今回はちょっと弾け具合が少なかったか?
・ハライチ(B)636
「運動したい」ネタ
これまでのイメージとは、まったく違うパターンだった。
後半になって話がムチャクチャになってきたけど、岩井の弾けっぷりが面白かった。
岩井自身は、こういうのをやりたかったようなので、負けても悔いなしというところだろうか。
・真空ジェシカ(A)638
「一日市長になりたい」ネタ
つかみで失敗していたので、ちょっと失敗した感はあったが、ネタの方は申し分なく、全体的に捻りのきいたやり取りの連続で面白かった。
・オズワルド(A)665
「友達がいない」ネタ
前に聞いたことがあるネタだったが、内容はさらに進化していた。
二人の掛け合いもよくて、結構笑った。
・ロングコートダディ(B)649
「生まれ変わるとしたら・・・」ネタ
出だしはどうなるかと思ったら、意外とうまく展開させていたと思う。
ただ、期待させるだけさせておいて最後はちょっと・・・
・錦鯉(A)655
「合コンに行く」ネタ
いつも通りの展開だったけど、長谷川のバカっぷりが面白かった。
・インディアンス(A)655
「趣味が見つかった」ネタ
テンポが非常に良くて、しかもボケの連射には知らないうちに爆笑していた。
・もも(B)645
「お前は〇〇顔だ」ネタ
しゃべりがちょっとまだ下手クソな感じはしたが、二人の掛け合いが絶妙で、今後伸びそうな感じだった。
ただ、今回は一緒に戦った相手が悪かったか。
以上の結果、決勝戦の残ったのは、オズワルド、錦鯉、インディアンスの3組。
決勝戦の順番とネタは以下の通り。
・インディアンス(A)
「今よりもっと売れたい」ネタ
予選のネタと同様、ボケの連射がすごくて面白かった!
・錦鯉(B)
「街中に逃げたサルを捕まえたい」ネタ
内容はともかく、長谷川のバカ度MAXでで、かなり弾けていた。
・オズワルド(B)
「いい伊藤と悪い伊藤」ネタ
期待していたのだが、やり取りがちょっとややこしかったかも?
そして優勝は・・・
錦鯉!!
7人中5人が推して、あとは1名ずつ。
決勝のネタの中で言えば、インディアンスが優勢だとは思っていたが、とにかく錦鯉・長谷川のバカっぷりが遺憾なく発揮されていて、ネタとしての面白さよりも、キャラクターとしての面白さは群を抜いていたと思う。
オズワルドは、予選のネタが秀逸だっただけに、決勝でのネタはちょっと弱かったような気もするが、このコンビはまだ若いので、来年以降に期待できると思う。
最終的な順位は以下の通り。
ついでに、個人的に順位も( )につけてみました。
1位:錦鯉 (2)
2位:オズワルド (3)
3位:インディアンス (1)
4位:ロングコートダディ (8)
5位:もも (5)
6位:ゆにばーす (7)
6位:真空ジェシカ (4)
8位:モグライダー (6)
9位:ハライチ (9)
10位:ランジャタイ (10)
全体を通して言えば、昨年の大会が個人的には「過去最低」とも言える大会だったような気がして、「そろそろM-1も終わりかな?」とちょっと思っていたが、どうしてどうして今年の大会はレベルが高かったと思う。
初出場が5組もいて、私が知らないコンビばかりだったけど、どれも(ランジャタイを除く)面白かった。
来年もまた期待しています。
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