今日は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」を見てきました。
『アベンジャーズ』シリーズなどを手掛けるマーベル・スタジオによるヒーローアクション。悪の組織を率いる父親の恐ろしい計画に巻き込まれていく主人公の姿を描く。『黒い司法 0%からの奇跡』などのデスティン・ダニエル・クレットンがメガホンを取る。シム・リウが主人公、『インファナル・アフェア』シリーズなどのトニー・レオンが父親を演じ、『クレイジー・リッチ!』などのミシェル・ヨー、『フェアウェル』などのオークワフィナらが共演する。
主演:シム・リウ
共演:オークワフィナ、メンガー・チャン、ファラ・チェン、フロリアン・ムンテアヌ
その他:ベネディクト・ウォン、ミシェル・ヨー、トニー・レオン、ユン・ワー、アンディ・リー、ロニー・チェン、ベン・キングズレなど
<その他>
犯罪組織を率いる父親(トニー・レオン)に幼いころから鍛え上げられ、最強の力を持ったシャン・チー(シム・リウ)は、組織の後継者とみなされていた。だが、彼は自らの力を封印し、過去の自分と決別してサンフランシスコでホテルマンとして平凡に暮らそうとする。だが、伝説の腕輪"テン・リングス"を操る父親が世界を恐怖に陥れようとしたため、シャン・チーはついに封印していた力を解き放つ。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」で、主だった人物が亡くなったため、急遽メンバーを増やすためだけに作ったようなヒーロー。
それが、今回の主人公シャン・チーだと思う。
最初は、派手なカンフー・アクションを中心としたバトルを期待していたのだけど、意外にもそれは少なくて、むしろ主人公はよく負ける。
そして、バトル・アクションかと思わせておいて、後半になって急に「ネバーエンディングストーリー」かのようなファンタジーに変わっていく。
この変貌具合がなかなかに唐突で、違和感を持つ間もなく、一気にクライマックスへとつながっていく。
こう書くと、「意外と面白かった」と締めるだろうと思うかも知れないが、これがマーベル(アベンジャーズ)の一つでなければ、それはそれでいいのだけど、あまりにもファンタジー感が強すぎて、今後アベンジャーズが新たな敵と戦う時に、ラスボスってもしかしたら魔界の生き物になってしまうのか、と思うと何とも複雑な心境になってしまう。
だいたい、テン・リングスを手にして無敵で不死となったはずの父親と、ただのカンフー小僧である主人公のバトルで、どうやって主人公が勝つんだろう、と思っていたら、何と真のラスボスである魔界の化け物が出てきて、一瞬のうちに父親がやられてしまう。
お父さん、弱すぎ!?
そのおかげ(?)で、テン・レングスを手に入れた主人公がラスボスに勝つことができた、というわけである。
そんなストーリーも問題だけど、大前提として登場人物に華がなさすぎる。
主人公シャン・チーは、ちょっと太った中井貴一だから、ビジュアル的にも彼の父でありラスボスと思われたトニー・レオンの方が断然いい。
しかし、トニー・レオンももう還暦を過ぎたおっさんだし、元々カンフーの苦手な人だったので、後半での主人公とのバトルはCG頼みで、ちょっと迫力に欠けていた。
しかし、一番の問題はヒロイン。
最初は、主人公のただの女友達だと思っていた。
それが、実は恋人であり、最後はバトルで重要な役目を果たす上に、その後アベンジャーズの一員に・・となると、とてもじゃないけど認めるわけにはいかない。
なぜか?
あまりにもブ〇すぎる。
「スター・ウォーズ」の後期3部作の途中から出てきたローズとかいう女とは、また別の意味でのブサイクさで、例えて言うと、イモトアヤコと椿鬼奴と横澤夏子を足して3で割ったような女だ。
どこからどう見ても、コメディアンにしか見えない。
しかも、彼女のセリフはコメディアンのそれそのもので、どう見てもお笑い要員にしか見えなかったのだが、その後主人公が不思議の村に連れていくあたりから、何だかイヤな予感が漂っていた。
*後で調べてみたら、彼女はラッパーでもあるらしいので、それであれだけベチャクチャとしゃべれるわけだ!
もともとカンフーができるわけでもないのに、最後は付け焼き刃で習った弓矢で戦うのだけど、何と最後の矢がラスボスの急所を直撃し、それが主人公の勝利につながるという、実に重要な役どころを演じていた。
「?」という疑問符がたくさんつきそうな、「あり得ない」というより、「あってほしくない」展開が目の前で行われてしまったわけだ。
どうせなら、主人公の妹の方が、決して綺麗ではないけれど、兄よりも強いし、アベンジャーズの一員になるのであれば、こちらの方が相応しいはずなのに・・・
このあたりのマーベルの考えていることがまったく理解できない。
最後の最後で、ブルース・バナー(ハルクになる人)とキャプテン・マーベルが出てきた時には、ちょっと「おっ!」とはなったけど、このコメディアン(コメディエンヌ?)のせいで、すべてが台無しである。
ということで、評価としては、本来であれば「D」でもつけたいところだけど、年末で振り返る時に、追加することは「ヒロインが〇スすぎた」ということ以外にはないので、さすがにそれはやめておきます、ということで「C」にとどめておきます。
でも、ホント大丈夫か?アベンジャーズ
『アベンジャーズ』シリーズなどを手掛けるマーベル・スタジオによるヒーローアクション。悪の組織を率いる父親の恐ろしい計画に巻き込まれていく主人公の姿を描く。『黒い司法 0%からの奇跡』などのデスティン・ダニエル・クレットンがメガホンを取る。シム・リウが主人公、『インファナル・アフェア』シリーズなどのトニー・レオンが父親を演じ、『クレイジー・リッチ!』などのミシェル・ヨー、『フェアウェル』などのオークワフィナらが共演する。
主演:シム・リウ
共演:オークワフィナ、メンガー・チャン、ファラ・チェン、フロリアン・ムンテアヌ
その他:ベネディクト・ウォン、ミシェル・ヨー、トニー・レオン、ユン・ワー、アンディ・リー、ロニー・チェン、ベン・キングズレなど
<その他>
犯罪組織を率いる父親(トニー・レオン)に幼いころから鍛え上げられ、最強の力を持ったシャン・チー(シム・リウ)は、組織の後継者とみなされていた。だが、彼は自らの力を封印し、過去の自分と決別してサンフランシスコでホテルマンとして平凡に暮らそうとする。だが、伝説の腕輪"テン・リングス"を操る父親が世界を恐怖に陥れようとしたため、シャン・チーはついに封印していた力を解き放つ。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」で、主だった人物が亡くなったため、急遽メンバーを増やすためだけに作ったようなヒーロー。
それが、今回の主人公シャン・チーだと思う。
最初は、派手なカンフー・アクションを中心としたバトルを期待していたのだけど、意外にもそれは少なくて、むしろ主人公はよく負ける。
そして、バトル・アクションかと思わせておいて、後半になって急に「ネバーエンディングストーリー」かのようなファンタジーに変わっていく。
この変貌具合がなかなかに唐突で、違和感を持つ間もなく、一気にクライマックスへとつながっていく。
こう書くと、「意外と面白かった」と締めるだろうと思うかも知れないが、これがマーベル(アベンジャーズ)の一つでなければ、それはそれでいいのだけど、あまりにもファンタジー感が強すぎて、今後アベンジャーズが新たな敵と戦う時に、ラスボスってもしかしたら魔界の生き物になってしまうのか、と思うと何とも複雑な心境になってしまう。
だいたい、テン・リングスを手にして無敵で不死となったはずの父親と、ただのカンフー小僧である主人公のバトルで、どうやって主人公が勝つんだろう、と思っていたら、何と真のラスボスである魔界の化け物が出てきて、一瞬のうちに父親がやられてしまう。
お父さん、弱すぎ!?
そのおかげ(?)で、テン・レングスを手に入れた主人公がラスボスに勝つことができた、というわけである。
そんなストーリーも問題だけど、大前提として登場人物に華がなさすぎる。
主人公シャン・チーは、ちょっと太った中井貴一だから、ビジュアル的にも彼の父でありラスボスと思われたトニー・レオンの方が断然いい。
しかし、トニー・レオンももう還暦を過ぎたおっさんだし、元々カンフーの苦手な人だったので、後半での主人公とのバトルはCG頼みで、ちょっと迫力に欠けていた。
しかし、一番の問題はヒロイン。
最初は、主人公のただの女友達だと思っていた。
それが、実は恋人であり、最後はバトルで重要な役目を果たす上に、その後アベンジャーズの一員に・・となると、とてもじゃないけど認めるわけにはいかない。
なぜか?
あまりにもブ〇すぎる。
「スター・ウォーズ」の後期3部作の途中から出てきたローズとかいう女とは、また別の意味でのブサイクさで、例えて言うと、イモトアヤコと椿鬼奴と横澤夏子を足して3で割ったような女だ。
どこからどう見ても、コメディアンにしか見えない。
しかも、彼女のセリフはコメディアンのそれそのもので、どう見てもお笑い要員にしか見えなかったのだが、その後主人公が不思議の村に連れていくあたりから、何だかイヤな予感が漂っていた。
*後で調べてみたら、彼女はラッパーでもあるらしいので、それであれだけベチャクチャとしゃべれるわけだ!
もともとカンフーができるわけでもないのに、最後は付け焼き刃で習った弓矢で戦うのだけど、何と最後の矢がラスボスの急所を直撃し、それが主人公の勝利につながるという、実に重要な役どころを演じていた。
「?」という疑問符がたくさんつきそうな、「あり得ない」というより、「あってほしくない」展開が目の前で行われてしまったわけだ。
どうせなら、主人公の妹の方が、決して綺麗ではないけれど、兄よりも強いし、アベンジャーズの一員になるのであれば、こちらの方が相応しいはずなのに・・・
このあたりのマーベルの考えていることがまったく理解できない。
最後の最後で、ブルース・バナー(ハルクになる人)とキャプテン・マーベルが出てきた時には、ちょっと「おっ!」とはなったけど、このコメディアン(コメディエンヌ?)のせいで、すべてが台無しである。
ということで、評価としては、本来であれば「D」でもつけたいところだけど、年末で振り返る時に、追加することは「ヒロインが〇スすぎた」ということ以外にはないので、さすがにそれはやめておきます、ということで「C」にとどめておきます。
でも、ホント大丈夫か?アベンジャーズ
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