ついに「噂の真相」が休刊となった。
25年間続いたそうだ。
私は、そのうち最後の6年間ほどの付き合いとなるが、一時はバックナンバーを取り寄せてまで読んだほどのめり込んだものだ。
これほどまで「読み飛ばす記事の少ない雑誌はない」とまで思ったこともある。
しかし、さすがに最後の方はモウロクしてしまったのか、失速気味であったように思う。
考えてみれば、執筆陣にしてもそれこそ千差万別だった。
この雑誌の影響で好きになった作家も少なくないし、逆に嫌いになった作家もいる。
本多勝一はかつては執筆していたようだが、今では裁判で争うほどの間柄だし、いろいろ聞く限り、よくこんなヤツと付き合っていたと思う。
佐高信も、一時は「鋭い毒舌家」というイメージがあったが、実はただ遠吠えをしているだけ、ということがわかってしまった。
田中康夫も、知事としてはがんばっているとは思うが、結局「東京ペログロ日記」なんてほとんど読んだことがない。
大槻義彦は、「超能力なんか有り得ない、もしあれば大学を辞める」とまで言った時には、「久々の超能力者キラーか?」と思ったものだが、その後の発言はトンチンカンなものばかりで、かえって笑い者になってしまった。
高橋春男は漫画家だが、「絶対安全Dランキング」だけを読んでいれば、面白い人ですんだのに、本業のマンガを見てがっかりしてしまった。
中森明夫は「おたく」という言葉を考え出した人物らしいが、その大物然とした態度はあまり好きにはなれなかった。
「7人のバカ」は誰が書いているのかわからないが、最初は鋭いと思ったのに、最近は読んでいて不快になるものが多かった。
「読者の場」は、他のマスコミ特に新聞などが、自社の考え方にそぐわないものはゼッタイに載せなかったのに対して、反対賛成含めて掲載していたのは評価できたが、明らかに頭のおかしい人間の意見まで載せる必要はなかったのではないか。
結局、面白くてその後も著作を読んでいるのは小田嶋隆くらいだ。(筆頭格のナンシー関は、残念ながら亡くなってしまったし)
やはり、このあたりが潮時だったのかも知れない。
残念だが、ホントに存在感のある雑誌だったと思う。
この雑誌の後継者が出るとは到底思えないが、この雑誌の特長であった「権力にしっぽを振らない」姿勢を他のマスコミにも見せてほしいものだ。
25年間続いたそうだ。
私は、そのうち最後の6年間ほどの付き合いとなるが、一時はバックナンバーを取り寄せてまで読んだほどのめり込んだものだ。
これほどまで「読み飛ばす記事の少ない雑誌はない」とまで思ったこともある。
しかし、さすがに最後の方はモウロクしてしまったのか、失速気味であったように思う。
考えてみれば、執筆陣にしてもそれこそ千差万別だった。
この雑誌の影響で好きになった作家も少なくないし、逆に嫌いになった作家もいる。
本多勝一はかつては執筆していたようだが、今では裁判で争うほどの間柄だし、いろいろ聞く限り、よくこんなヤツと付き合っていたと思う。
佐高信も、一時は「鋭い毒舌家」というイメージがあったが、実はただ遠吠えをしているだけ、ということがわかってしまった。
田中康夫も、知事としてはがんばっているとは思うが、結局「東京ペログロ日記」なんてほとんど読んだことがない。
大槻義彦は、「超能力なんか有り得ない、もしあれば大学を辞める」とまで言った時には、「久々の超能力者キラーか?」と思ったものだが、その後の発言はトンチンカンなものばかりで、かえって笑い者になってしまった。
高橋春男は漫画家だが、「絶対安全Dランキング」だけを読んでいれば、面白い人ですんだのに、本業のマンガを見てがっかりしてしまった。
中森明夫は「おたく」という言葉を考え出した人物らしいが、その大物然とした態度はあまり好きにはなれなかった。
「7人のバカ」は誰が書いているのかわからないが、最初は鋭いと思ったのに、最近は読んでいて不快になるものが多かった。
「読者の場」は、他のマスコミ特に新聞などが、自社の考え方にそぐわないものはゼッタイに載せなかったのに対して、反対賛成含めて掲載していたのは評価できたが、明らかに頭のおかしい人間の意見まで載せる必要はなかったのではないか。
結局、面白くてその後も著作を読んでいるのは小田嶋隆くらいだ。(筆頭格のナンシー関は、残念ながら亡くなってしまったし)
やはり、このあたりが潮時だったのかも知れない。
残念だが、ホントに存在感のある雑誌だったと思う。
この雑誌の後継者が出るとは到底思えないが、この雑誌の特長であった「権力にしっぽを振らない」姿勢を他のマスコミにも見せてほしいものだ。
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