はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
映画やスポーツも大好きです!
(旧:はぶて日記)

映画評1141 ~ キス・オブ・ザ・ドラゴン(CS)

2024-03-08 | 映画評
今回は「キス・オブ・ザ・ドラゴン(CS)」です。

孤立無援の男と女が壮絶な闘いに挑むクライム・アクション。映画初挑戦する監督クリス・ナオンはCMやMTVで活躍のフランス生まれの32歳。脚本はベッソンと「フィフス・エレメント」のロバート・マーク・ケイメン。撮影は全ベッソン作を務める、ティエリー・アルボガスト。

主演:ジェット・リー
共演:ブリジット・フォンダ、チェッキー・カリョ、ローレンス・アシュレイ、バート・クウォーク、マックス・ライアン、リック・ヤン、シリル・ラファエリなど

<ストーリー>
巨大麻薬密売ルートを暴くため、リュウ捜査官はパリにやってくる。だが、パリ警察のリチャード捜査官のわなにはまり、殺人の罪を着せられてしまう。追跡から逃れ、リュウは娼婦のジェシカと出会う。彼女は捜査官に娘を奪われ、陰謀に協力させられていて・・・


2001年の作品だから、ジェット・リーもまだまだ若い。

とにかく「ジェット・リー、カッコええ~」の映画なので、ストーリーは多少ハチャメチャでも、「ミッションインポッシブル」のトム・クルーズみたいに、ただただジェット・リーの強さ・カッコよさを堪能できる内容になっている。

しかも、リュック・ベッソンが絡んでいるので、展開もスピーディーで、90分間一気に走り抜ける。

主にカンフーが主体(何せ、チャイナの全国武術大会で5年連続優勝した!)だけど、とにかくジェット・リーの動きが速い。

ジェット・リーの出演作の中で一番「強いな~」と感じたのは、個人的には「リーサルウェポン4」で悪役を演じた時だけど、その時共演したメル・ギブソンとダニー・グローバーが、「あまりにもジェット・リーの動きが速すぎて大変だった」と言っていたほどだ。

しかし、今回は針を使った技も見せる。

そして最後は、その針で禁断のツボ(秘孔?)である「キス・オブ・ザ・ドラゴン」を突いて、ラスボスを倒す。

ジェット・リーは「お前はもう死んでいる」と言ったわけではなく、ラスボスも「ひ・で・ぶ」とは言わなかったのだが、展開はまさに「北斗の拳」だ。

いくらパリ警察の捜査官がワルであっても、警察署の内部であれだけ大暴れしたら、そう簡単には収まらないだろうけど、そういう荒唐無稽さは特に気にならない。

ところで、今回のヒロインであるブリジット・フォンダは、実はジェット・リーより背が高い。

というか、ジェット・リーはそれほど背が高くないことは、あの「エクスペンダブルズ」でも仲間たちからイジられているくらいで、そんな力自慢の大男を相手にしても一歩も怯まないジェット・リーは、まさにアジア人の誇りだ!?

ということで、ジェット・リーの強さを堪能できたので、評価は「B」にします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 面の皮の厚さはコンクリート... | トップ | 映画評1142 ~ 燃えよ剣(... »

コメントを投稿

映画評」カテゴリの最新記事