今年こそ！

セリーグのＣＳ出場チームが決まった。

３位は、恐れていたＤｅＮＡではなく、巨人となった。

これで、ファーストステージでヤクルトと巨人が争い、勝った相手とファイナルステージを戦うことになったわけだ。

広島としては、いちおうペナントレースでボコボコにした相手２チームということで今年、負け越した中日や、去年痛い目に遭ったＤｅＮＡではなくて良かったのではなかろうか。

もちろん、この２チームだと楽勝！というわけではなく、油断していては足元をすくわれる危険性があることには変わらない。

まずヤクルトは、昨年１００敗に迫るほど大負けしていたのに、今年は奮起して２位。

借金のあるチームが多い中、広島に次いで貯金がある。

昨年と違うのは、大リーグから青木が戻ってきたことくらいだけど、この影響なのか、山田が復活し、バレンティンも打点が１３０を超えるほどの活躍をした。

ただ、投手はしっかりとローテーションが守れているのはブキャナンと小川くらいで、後は頼りない。

割と安定している抑えの石山も、広島は結構打っている。

どちらかと言えば、巨人よりもヤクルトの方がやりやすいかも知れない。

その巨人だけど、最終戦でも見せたように、４番の岡本が期待（？）以上の活躍をしている。

「３割・３０本塁打・１００打点」は、史上最年少だそうだ。

見掛けは、まだまだ幼い顔をしているのに、意外とパワーもあるし、チャンスにもそこそこ強い。

ただ、その前後を打つ打者に、安定した選手がいないので、打線としてはあまり機能していない感じがする。

とは言え、坂本や阿部・陽など、油断ならない選手もいるので、打ち始めると怖いイメージはある。

もっと怖いのは投手だ。

菅野は、普通なら打てそうな感じがしない。

今村やメルセデスなども、思った以上に頑張っているようだし、抑えに回った山口俊が、意外と手強い。

・・・なんだけど、巨人はなぜか広島とやるとポカが多い。

菅野でさえ、マツダスタジアムではあまり勝っていない。

メルセデスも、初めて土がついた相手が広島である。

しかも、ファーストステージでヤクルトと対戦しなければならないので、初戦は間違いなく菅野だろうから、たとえ勝ち上がってきたとしても、広島とのファイナルステージでは、３戦目か４戦目にしか登板できないはず。

そう考えると、どっちもどっち（で怖い）だけど、どちらかと言うと、ヤクルトの方がいいかな？という感じ。

過去の対戦を見ても、ファーストステージではヤクルトが巨人を破って勝ち上がりそうなので、それに期待かな？

いずれにしても、ＤｅＮＡが３位にならなくて良かった！？