おすぷれい対タコ

相変わらずテレビなどでは、沖縄のオスプレイ騒動を面白おかしく報じている。

たぶん、沖縄への配備が完了するまで続くのだろう。

そして、抗議している連中も、本土から来たヤツが多いだろうし、一息ついたところで、引き上げるんだと思う。

どうせ彼らにとっては、配備を阻止することが目的なのではなく、騒ぐことそのものが目的なんだろうし・・・


そのせいだろうか、こんなバカなことをするヤツが出てきたらしい。

http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-10-03_39770

市民団体が「たこ揚げ」をすることで抗議の意思を示したのだそうな。

「こんな危険なものを市街で飛ばすとはけしからん！」とか言っておいて、「たこ」を揚げて飛行の邪魔をする、という発想が理解できない。

「飛行の邪魔をしているのではない」というのであれば、わざわざ「たこ」を揚げる必要はないわけだから、「プロペラに絡ませて落としてやろう」と考えているのかどうかはともかく、少なくとも、「いやがらせ」をしているのは間違いない。

こんなことをして、万が一オスプレイが市街地にでも墜落したら、どうするつもりなんだろう。

市民団体のヤツらは、自分たちが直接被害を受けるわけではないので「たこを揚げているにもかかわらず、その中を飛ばした米軍のせいだ」と恥も外聞もなく言うのだろうけど、ホントの市民たちは、それでいいのか？

結局のところ、市民団体のせいで迷惑をしているのは、米軍や自衛隊よりも、むしろ地元の人たちだと思う。


だいたい、市民団体は「県民が本気になればオスプレイを止められる」と言っているらしい。

市民団体の言っていることを、いちいち真に受ける必要もないのだろうが、これってある意味本音なんだと思う。

つまり・・・

「県民は、我々が思っているほどオスプレイには反対してはいない」

要は、抗議に参加している人たちだって、どこまで「本気」なのかどうか、ということ。


どこへ行っても嫌われる連中。

その代表格が総理大臣になったりするのだから、ホントに日本って大丈夫か？という気がする。