世の中、「決まり事」や「ルール」の塊でしょ？

大阪府の高校の卒業式で、君が代斉唱の際、教員が起立したかどうかに加え、実際に歌ったかどうかを、管理者が口の動きでチェックして、それをわざわざ府教委に報告していたそうだ。

http://www.asahi.com/national/update/0313/OSK201203130046.html

これに対して「やりすぎだ！」という声もある。

確かに、その通り。
これは、やりすぎだ。

いくら、「立て！って言わないと立たないし、歌え！って言わないと歌わない」とは言っても、相手は立派な大人なのに・・・！？

ん？

「立て！」って言われないと、起立しないの？
「歌え！」って言われても、歌わないの？

理由は？

はあ？

「日の丸を見ると戦争を思い出す」だって？

「君が代はアジア侵略と結びついている」だって？

いったいどういう思考回路を経たら、そんなあらぬ妄想をいだくことができるの？
頭おかしいの？

そんな妄想癖のある連中は、式典の邪魔になって、その他大勢の人たちが困るでしょうに。

それじゃあ、しょうがないね。
きちんと「教育」してあげないと。


一方で、根津公子のようなキ○ガイ元教師は、「私たちは、『強制すること』に反対しているんです」と言っている。

この理由だと、「君が代がどうのこうのではない。どの歌でも同じこと」という意味になる。
起立しないのも、「立ちたくもないのに、無理やり立たされるのがイヤだからだ」ということになる。

ということは、このおばはんは、当然「結婚式」や「葬式」でも、自分のやりたいようにやってるんだろうねえ。


何せ、卒業式も結婚式も葬式も、いわば儀式ですよ。
そんなもの、「決まり事」や「ルール」だけで出来ているものに決まっているでしょうに。


「新郎新婦のご入場です。皆さん、大きな拍手でお出迎えください」って言われて、「何で、拍手を強制されなきゃならないの？わたしゃ、拍手なんかしないよ」とか言うの？

「それでは、順番にご焼香願います」と言われて、「何で、そんなもの強制されなきゃならないの」とか「何で、前から順番にしなきゃいけないなのよ。私は先に終わらせたいの」とか言うの？

ちゃんと、言われた通りにしてるんでしょ？

「儀式」って、そんなものでしょうに。

しかも、「国家の儀式」ですよ。
「どうして日の丸にしたの？」とか「何のために歌を歌うの？」とか、説明しにくいことばかりでしょ？
だって、決まり事なんだもの。
代わりに別のことをする、なんていうものではない。


どこの学校にだって、まじめに歌わない生徒や教師なんて存在する。
「君が代」の意味なんて、知らない人もたくさんいるだろう。

でも、「歌わない」ということに、明確な理由がある、ということ自体が理解できない。
あるわけないもの。


私が「君が代」を歌う理由、それは「国歌」だから。
それ以外の理由で歌う人なんているの？

そんな当たり前のことを、教育者に対して「教育」しなければならないなんて、どうかしている。
普通なら、恥ずかしいと思わなければならないだろうに。

「歌詞」がどうのこうの、と言う人たちは、他国の国歌の意味を知っていて言ってんの？
アメリカやシナの国歌の歌詞を見たことがあるのか？
こいつらが、もしもフランス国歌を聞いて「カッコいい」と思うとしたら、一度歌詞を見てみるがいい。



「強制」されることがイヤなのなら、そもそも「決まり事」や「ルール」で成り立っているこの世の中では、生きていけないはず。

単に「イヤだからイヤなんだ」というのだったら、適当な屁理屈なんかくっ付けるんじゃなくて、正直にそう言えばいい。
所詮は「その程度」の人間だとわかるから。

もしかして、「反対すること」をカッコいいと思っているのか？
見ていて「ダサっ！」としか思えないのだけど。


いずれにしても、もう少し考えてからものを言え！