はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

森下頑張れ!

2020-10-21 | 日記
広島カープの今季の目標は、もはや森下の新人王しかない、と前に書いたが、ここへきて鈴木誠也の本塁打王の目が出てきた。

現在トップを走っている阪神・大山との差は2本。

1本差のすぐ上に、巨人・岡本もいるが、最近あまり調子がいいようには見えない。

だとすると、単独でのタイトル獲得は難しいかも知れないが、同数での獲得は、何だかありそうな気がしてきた。

さて、新人王の有力候補である森下の最大のライバルが巨人の戸郷だ。

その戸郷が、昨日のヤクルト戦に登板し、6回までヤクルト打線をゼロに抑えた。

一方の巨人も、わずか1点しか取れず、そのまま巨人は継投策で9回まで来た。

巨人のクローザーと言えば、もちろんデラロサであるが、先頭の中村を四球で出塁させると、荒木の送りバントで1死2塁となり、続く西浦にはライト前に運ばれて1死1・3塁となる。

しかし、続く廣岡は三振となり、もはやここまでか、というところで、原監督はなぜかデラロサを引っ込めて左腕の大江をマウンドに送った。

これが理解できなかった。

ここのところ3人で終わらせることがほとんどない、と言われるデラロサ(まるで、3連覇当時のカープの中崎!)だが、最後はきっちりとゼロに抑えている、というイメージはある。

しかも、廣岡を三振に取った後だ。

次打者はコワいコワい青木とは言え、イヤなら歩かせればいいし、その後の山田哲人は相変わらず調子がよくない。

当然、最後まで任せると思っていたのに、まさかの交代。

デラロサも、「えっ?」という顔をしていた。

その代わった大江も、青木に四球を出したところで、またまた原監督が出てきて、今度は田中豊に代えた。

普段、中継ぎでたまにしか登板しない田中を、ここで登板させるなんて、何という冒険だと思っていたが、「森下に新人王を取らせるためには、ここは何としてもヤクルトが同点に追いついて、戸郷の勝ちを消してほしい」という強い願いが通じたのか、山田哲人に対してストレートの四球を出してしまい、押し出しで同点となった。

この瞬間、ベンチにいたデラロサの顔が映ったが、何とも言えない表情だった。

そりゃあそうだろう、自分が出したランナーだから、自責点がついてしまう。

さらに、続く村上に打たれたりなんかしたら、負け投手になってしまう。

自分が打たれたのならともかく、後に出てきた投手が打たれたのに、自分が負け投手になるのは、ちょっと納得がいかないだろう。

そんな気持ちが伝わってくる表情だった。

残念ながら、ヤクルトのサヨナラ勝ちはなかったが、戸郷と森下の勝ち星は同じのままとなったので、防御率等その他の成績の差で、森下が依然として1歩リードしている、というところだろうか。

それにしても、原監督のあの采配はいったいどんな意味があったのだろう。

日本シリーズに向けたテストの一つ、と言えなくもないが、デラロサからすれば、いい気はしないだろう。

原さんからすれば、「だったら、3人で終わらせろよ」と言いたいのかも知れないが、敵チームながら、ちょっと「おやっ?」と思った采配でした。


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