老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

遠出でくつろぎ

2016-10-28 11:14:24 | 俳句
       

お天気が良かったから少し遠くのレストラン?へ
そんな?、、、風呂があって、ちょとした食事ができる場所である。レストランなぞと誇張できるような、、、?
一番の御馳走は美しい瀬戸の海を望む景色。

      👼    爽かや眼の下に輪をかく鳶

       

時々、沖をゆく白い船に心を遊ばせながら食事をとる。
水平線の彼方に少し島影がある。
聞くと、小豆島らしい。
淡路島はもう少し東の方でここからは見えぬと。
我が家がずっと小豆島は近くに見える。今年は晴れた日がなかったので、小豆島の観音様はまだ見ていない。そんなこんな事を思いながら午后のひと時を寛ぐ。

      👼    カシニョールの帽子の女秋真昼

      👼    秋渇きBGMのショパンかな

       

テラスから見える浜辺。
よくここで犬を遊ばせた。
殿 のことを思い出して
「殿 殿 あいたいよ~。ああどうして死んじまったの~」と、ぶつぶつつぶやいていると、夫も思い出したらしく
「あの海岸は 殿 が好きだったな。嬉しそうに走っていたな~」と云う。
老うと、昔の想い出ばかり甦ってくる。

      👼    磯菊やまなうらに浜駆ける犬

      👼    波の音崖まで泡立草の群



      👼    桜紅葉ことことと鳴る木の舗道

      👼    上りくる海風に舞ひ黄葉紅葉



>たとえ明日 国が滅びようとも、今、林檎の木を植えよう

石碑が建っている。
立派な、良い言葉である。
林檎の木が傍に植えられたいた。
残念ながら、ここは温暖の気候の土地である。育ちが悪いようである。

      👼    身に入むや三歩下がれば五歩前に

この言葉を読んで、老いを嘆いてばかりではいけないと気づいた。

コメント
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