![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/a6/0ab5440acaf678d37cea70cb0055c694.jpg)
やっと普段に着る割烹着兼外出着が縫えた。
以前だと二日もあれば仕上がっものを、今回は十日くらいかかった。
根を詰めて、肩が凝るのを恐れ、一日に一時間と決めてお裁縫をした。
男ものの丹前の生地である。絹地なので、すこぶる軽く着やすいのだけれど水仕事には向かない。汚れても洗濯をじゃぶじゃぶとできないのだ。
持っていて箪笥の肥やしにはもったいないしなあ~。
簡単なデザインである。襟ぐりが大きいので、少し寒くなれば下にセーターを着こんで重ね着ができる。
一応、現代版の袷に仮定をして、、歳時記より次の句。
☆ 秋袷ひとの命に間に合わず 長谷川櫂
☆ 素袷やそのうちわかる人の味 加藤郁乎
二句ともしみじみとした心情の句。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/3a/debaa48d1cf3fb2d94bac2fa4fabc5e5.jpg)
不機嫌な 姫 の顔。
私の足元の籠に入っている。猫も歳をとるとずる賢しこくなり、私達夫婦を顎で使う。
それも又可愛いのだけれど。
ちっとも句が作れない。
🍒 持ち歩く禁煙パイプ名の木散る
🍒 アーケード抜けて眩暈や秋日傘
🍒 名に負けずきれいな貧乏葛かな
🍒 野菊晴どこで弁当ひらこほか
🍒 くみひもは亰の土産よ秋袷