
山頭火の日記から。
執着のないところには夢はない、夢は執着の同意語の一つだ。
私はよく悪夢におそわれる、そして自分で自分の憎愛の念のはげしいのにおどろく。
昭和7年4月10日の日記。
唐津から伊万里へ八里を歩いてくる。
途上空き家、貸家、売り家がよく目につく、不景気は深刻である。
我が団地は空き家、売り家が目立つ。過疎化に駆け足で進んでいる。
世の中、将来がよめず混沌としている。
イギリスのユーロ圏からの離脱。
アメリカはトランプ大統領。
日本では憲法改正 云々。ラジオを聞いていると、日銀の金利0政策の失敗を声高に云っているし。
いつの時代も庶民には問題をいっぱい抱えている。
☆ 朝まゐりはわたし一人の銀杏ちりしく 山頭火
☆ ほんに小春のあたたかいてふてふ
今朝は蒲団のから起きあがれなかった。
横になっていけも眩暈がする。
ベットに座れない。立てない。
夫は散歩でいない。
毎日、毎日 身体の不安を口にするのもはばかる。
云えばきりがない。
私の夢は多くない。
人並みの健康だけで良い。
毎日、ブログを書いて、主宰の選に入る句を一句でも作れれば良い。
💐 村時雨昼の篝火はぜにけり