早やかった。
一年の過ぎるのが。
夫が二回、私が二回、同じ心臓の手術で入院をした。
来年は夫は何回か、検査と手術があると担当の医師から告げられている。
私も検査の入院が控えている。
生きて、人さまの世話にならず、楽しい毎日がおくれるようお互いに励ましあっている。
葉は枯れているけれど、この美しい色を残している 紫陽花。
山の寺などで咲残っている紫陽花を良く見みかけるけれど、こんなに綺麗な色で年を越そうとしているのを見たのは初めて。
「しりとり俳句 」から
しりとり俳句に参加しておられる皆さんお世話になりました。
楽しかった。
💐 類想を恐れてゐたる竃猫 ラスカル
💐 年暮るる月並類想句を残し むめこ
このような句をはからずも繋ぎました。類想、類句から遠いと思う句を選びました。
勉強不足の私が独断と偏見で選びました。お許しくださいな。
💐 霜柱踏んで流火の墓参り 猫髭
💐 狐火を見ながら酌める初しぼり 猫髭
💐 野の果てに動くかに見ゆ狐の火 ミミ
💐 清掃車今ごろ来たか小春空 カツオ
💐 歩行器のかたんかたんと冬たんぽぽ ラスカル
💐 寄鍋の具のそれぞれにある戦後 涼
💐 炉話を聞いておしゃまな子に育つ 今村征一
💐 木枯しや星の匂ひを連れて来し 樹里
💐 地震の地に働く重機山眠る しぐれ
💐 集落の限界間近里神楽 杜人
💐 神棚の背中を拝む白障子 らっこ
💐 神殿の神座整へ神迎 ヘェアウエイ
💐 数え日の後ろ映して美容院 菊子
💐 ペンギンはいつでもどこでも冬ぬくし 兎波
💐 実は僕猫年でした玉子酒 かげお
💐 冬霞酒呑童子の吐息かと 登美子
💐 半分は父の温みの懐炉かな ぴのこ
💐 無くて七癖よく首回すちゃんちゃんこ よひら
あくまでお遊びのしりとり句会です。
取り落とした方々すみません。
来年もよろしくお願申し上げます。