高松で406年続いている提灯屋さん。
日本で唯一 皇室御用達 の提灯屋さんだそうである。
明治神宮、金毘羅さんの提灯も御用達の店である。
かっては、天皇さまもこの讃岐提灯を作るところをご覧になられたそうで、店にはその時の写真も飾られている。
「灯篭型の提灯」は弘法大師さまが中国から伝来したそうである。
折り提灯は、四国八十八ヶ所を巡るお遍路さんが考案したそうだ。
店にはさまざまな提灯が所狭しと置かれている。
インテリアに使われるもの。
もうすぐクリスマス。サンタクロース。
くねくねと曲った(流れ)型の提灯。
お魚が色々。(シーワールド)なるほど。
中には10センチ余りの小さなお魚の提灯も。
一本の竹ひごで編んだ大きな提灯を飾っている中で見落としてしまいそうな、本当に小さな提灯もある。
一本の竹ひごで編んだ 三重になった提灯。
外は絵を描いた普通の提灯にみえるけれど、小窓があって、そこから見える二番目の提灯には般若心経 が書かれている。
又、その内側の三番目の提灯には仏さまのお姿が。
これが一本の竹ひごで繋がっているそうだ。
この白い提灯の中には蓮の花が咲いている。
白い側の中に紅い蓮の花。夜ともなって提灯に灯が点るとどんなに幻想的になるか想像するだけでワクワクとする。
日本提灯研究所の所長で (現代の名工)を受賞された、三好さんがたまたま店先で次にかかる製作をしている時に通りかかった。
提灯ワールドでお話を聞く。
外国にも、日本中をも飛びまわる生活で月に二日くらいしかい家にはいないそうな、貴重な時間をさいて気さくにお話しを聞かせてくださった。
折鶴の形をした提灯。
楽器の形で音楽を奏でる提灯。
一度、実物を見て見たい。
みんな 注文に応じて作った提灯だそうである。
🎊 いただきさん声かけ通る師走かな
🎊 提灯のよく乾きゆく小春かな
🎊 神迎ふ提灯に浮く屋号かな
🎊 踊櫓提灯の灯に魂集ふ