老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

今年初めての蓮池

2017-07-10 21:35:28 | 俳句
      

病院が終わって 公園に蓮を見に。

今日は俳句の投句の締切日。

何か落ちていないかな~。

     🌻    人影に鯉の寄りくる蓮田かな

     

この鳥。何の種類。
僅か2メートル先に。
それよりもっと近づいても人間に慣れているのか、私と目が合っても平気。
逃げようとしない。
首をすくっと伸ばしている。
青鷺?
私の目の前を悠々と横切って行く。

     🌻    目交を白鷺首を振り過る

白鷺は夏の季語であるがあきらかにこの鳥は白鷺では無いけれど。。。

      

木の下には烏。
この烏も近づいても平気。

     🌻    梅雨茸やトトロがかくれていさう森

     🌻    木洩れ日の点滅まぶし青葉闇

     ★    人ずれをせし庭園の鴉の子

     

蓮の巻葉を撮っていると 蜻蛉 が葉の先に止まっていた。
「しおから蜻蛉?ですか」
と若いご夫婦に声をかけられる。

埼玉県からの旅の人。
おうどんを食べてこの公園まで歩いて来たと汗びっしょり。
蓮の池を渡って来る風にやっと落ち着いたとおっしゃっていた。

     🌻    お日様へ背のびす蓮の巻葉かな

     🌻    蓮の葉の犇めきうねりをりにけり

     🌻    蓮青葉大波のごと起伏かな

     


     🌻    蓮畑華やかな風吹きわたる

     🌻    小さき音奏で蓮田を水出でる

     🌻    蓮の花極楽はさてどんなとこ 

     🌻    待ちあはす蓮の花見ゆ四阿に


省略、平明 推敲 これからだ。
次の投句に向けて。
句会に出て、意見も聞きたいかな~。 

      

もう散り初める花もある。

      🌻    蓮浄土ひとひらふたひら蓮散れる

ああわかんない~。
どれも説明に。  


吟行句。
数は並べてみたものの この内、残すとなると、投句できそうなのは四句。
さみしいな。難しいな~。





コメント
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