老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

不思議 ? 呼ぶよりそしれ

2017-10-03 12:25:19 | 俳句
 
 昨夜 「鶴瓶に乾杯」を観ていた。
ぶっつけ本番?の旅が面白い。
昨夜は 徳島県の神山町だ。
過疎の何も無い山の町だけれど、何か忘れた? 政府の行政機関の「@@省」をこの町に移す施行の最中というか、現在サテライトの施設などが置かれて、実験中であるらしい。
山中に ITスタジオ が沢山ある町である。

そんな山の中へ、鶴瓶さんと、私も大ファンの遠藤憲一さんが訪れての旅であった。

番組が進む中で、句会へ鶴瓶さんが顔をだした画面があった。
その結社は20年も昔 何年間か私も所属をしていた。

60人も集まって、華々しい句会の様子。
ほんの1分か2分の間に顔見知りがテレビの画面に写る。

  > 懐かしい 嘘になる。
  > 懐かしく無い、これも嘘になる。

  
 目下、古い布でベストを縫っている。
            

この古布の材料は、この結社の今はお亡くなりになった、主宰が下さった。
昔は藍を商っていた。
「こんな布が出てきたから、使ったら」
とおっしゃって下さった。
この師にも大変お世話になった。
最近、この布を使ってベストを作りはじめたばかり。

 この主宰は 言葉、語彙が豊富で、句会に出るたびに、主宰から新しい言葉を勉強をした。
根本といおうか深く根差した教養が豊かであった。
季語、言葉 まことに学ばせてもらった。

 主宰のことを思いだしながら、昨日今日とちくちくと針を動かしていた。

テレビに映る、後輩もいる。
主宰は 弟子を育てた?師を超える弟子。ちょっと残念、、、、
それなりではあるが、地方に立派な「俳句サロン」を残した。
それで 結社を守る誌友達は幸せ(老後)ならとても結構なことだと、楽しそうな画面を見て感じた次第である。

 句会の事が、立て続けに、気になる昨日と今日。
            
呼ぶよりそしれの感である。

      
 
 今朝の姫。
可愛い顔をして 人生に少し疲れて淋しい私を慰めてくれる。

     🍒     色鳥やチチチピピーとクルールと
   
     🍒     爽やかに朝の雨雲消へにけり

     🍒     手庇や秋の海光る矢を放つ

     🍒     人生はライバルあまた秋恋ふて

     🍒     蒼深き猫のまなざし律の風
コメント
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