老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

  秋はほんとうに寂しい

2017-10-28 11:29:46 | 俳句



 夫が入院。
前回と同じ病室。
オシャンビューの部屋からは、屋島が見える。鬼ヶ島も。
フェリーの往来や漁船の出舟 入舟を見ていると退屈をしない。

病院に来ると、夫はたちまち病人になった。

     🍒    手術ひかえ会話ちぐはぐ秋深む

   

      🍒     低く飛ぶ水鳥源平古戦場

      🍒     クレーンの首色とりどりや鳥渡る

      🍒     船を待つ遍路かりがね寒きかな

      

 昨日は家を留守にしていた。
家に帰ると、姫は餌も食べず、おしっこもしないで、ひたすら待っている。
私の顔を見て、しばらくして、猫のトイレを覗くと、おしっこをしている。
これだから、姫を置いて、旅行にも行けない。
朝から、傍にいて離れようとしない。
じーと、私の行動を目で追う。
寝ているのかと思うと、「ウ ニャン」と腹から声を出す。
「どこへも 行かないでニャーン」、、、と言っているのだ。
家にいる筈の人がいないのは、本当に寂しい。
猫の気持ちも解るんだニャー。

 姫 お留守番頼むよ。
ケーキとお寿司でも持って、お見舞いに行ってくるからね。
コメント
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