老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

  (屋島の桜 その七)  残花

2019-04-25 21:42:47 | 俳句

    

 

屋島の四国村へ行く。

まさか、まだここの洋館の桜が残っているとは思いがけなかった。

 
漱石がイギリスへ留学をしていた時代の赤いポスト。
その頃のイギリスの街角にあった洋館かも知れない。ここでは喫茶店になっている。
 
 
                 
       

ここの桜は咲き始めの、もうすぐ満開だという時は薄緑の花だ。

> 思い出した、、、、ウコンサクラ だった。

それをかって見たことがあって、楽しみにしていたが、他の場所の桜を見ることが忙しく、ここの桜は見逃したと諦めていた。又来年と。。。

 

      

 

遠目に残っている桜が見えた。残花というべかり。

楊貴妃桜とも違うが八重、十重に花びらが重なっている。普通の牡丹桜とも又違う。

 

    

 

残っている花の固まったところは白に近かったり、ピンクが濃かったり、満開の時見たかったと、今さらに。。。

 

      🐢     見逃せる薄墨桜早やも葉に

 

最近、森林公園へ薄墨桜を見に行った時詠んだ句。

師の選は、ネットで得ている。

まさか屋島の桜の事を七回も書くとは思わなかった。残花の句は? 

 

        🌸     藤棚や主客は猫のおままごと

        🌸     泰山木の莟に灯し昼の窓

        🌸     来合わせて残花夕日に黄金して

 

遠足の子供達が四国村へ来ていた。

     

 

引率の先生方は大変だ。

「さあ 荷物を置いて座って、、、五分以内にトイレに行く人は行って来なさい」

おおきな声を張り上げて叫んでいる。

四年生か五年生といったところか。今が一番幸せな時かもしれぬ。

 

      🌸     遠足児水筒にもふ水無いよ

      🌸     遠足の列のしんがり遅れるな

 

しんがりの児を励ます先生が、、、。

       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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