Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

年金の話をしましょうか

2011-11-24 23:53:00 | インポート
2011=平成23年11月も下旬。ここへ来て、当地名古屋もめっきり初冬の風情となりました。特に、今朝は良く冷えました。近郊にては、遅れていた紅葉の色づきも良くなって来た由。今週末辺り、見に参りたい思いもありますが、そこは「予定は未定」でしょうか。

さて、今夜は我々の老後の暮らしを左右する生活原資「年金」の事に少し触れようかと思います。
勤労者の老後を守る年金そのものは、戦前の1942=昭和17年頃より、被用者年金(現在の厚生年金の原型)の形で存在した訳ですが、今の様な制度となったのは、1961=同36年の、国民年金の発足による所が大きいでしょう。

本来は、現役時代の収入の一部を老後に備えて積み立て、引退後に定期的に一定額を受け取る形のはずですが、高度成長の頃は税収と並んで社会保障の保険料収入が潤沢だった事もあり、毎年度の年金額を、その年度の保険料収入にて賄う手法(賦課方式と言います)が採られていた由。この方式は、好況で保険料収入が順調なら良いのですが、不況時などでは保険料収入が不安定になり易いとの指摘がある様です。その事と高齢化進行などにより、1989=平成元年に発足した消費税を、税率を上げた上で年金など社会保障財源に充てようとする構想がある訳でして、将来は、今の保険料に取って代わる可能性もありますね。本当にそうなるなら、ある程度の税率引き上げもやむを得ないとは思います。

国民年金にては、保険に加入する被保険者が大きく3種類に分けられます。農林水産関係の各位や商店主の方々が該当する第1号被保険者。私の様な給与所得者 サラリーマンが該当する第2号被保険者(このグループは通常、企業が保険料の半分を拠出する厚生年金にも加入)、そして第2号被保険者の奥方など配偶者が該当する第3号被保険者。因みに第3号に当たる方々は、現状年金保険料が原則免除されています。
問題は、第3号被保険者の配偶者たる第2号被保険者本人が自営業などに転身した場合、第3号被保険者も共に第1号被保険者となり、保険料納付義務が生じる建前ですが、この事が周知されていない為に保険料納付漏れのケースが多々ある様です。又、年金給付が所定を上回るケースもある様で、これの対応が今、大きな問題となっている様です。
これについては、年数に上限を設けて保険料を納められる様にする対応を取ったり、給付された年金の過剰分の返還を求めない様にする対応が考えられている様です。更に、(先日の民主党政権による政策仕分けにても問題視されていましたが)年金給付は物価が下落した時には、給付額も下方修正される建前なのですが、これが実行されず、今も所定より2%余り高い給付水準のまま推移している模様。この財源は累積で約\7兆以上を要し、当然ながら厳しい財政の大きな負担となっています。消費税に換算すると、同じく2%超の引き上げ分に相当する様です。

年金の減額は痛いのは事実なるも、人数の減っている若い世代の負担をできるだけ減らす為にも、今の特例的な高い給付水準を放置するのは好ましくなく、政府が目指している様に、来年度より所定の水準に引き下げるのもやむなしかと愚考します。
又、給付対負担のあり方を見直す戸共に、大きな年金財源たる資金運用のあり方も、監視して参る必要があるでしょう。今の様に、欧州の金融不安などの問題を生じている現状では、年金財政にも暗雲が差しかねず、担当する年金機構にも、この問題にどう向き合うかの強い姿勢が求められる事と思います。

それにしても、健保や年金の保険料負担は年毎に増しており、私の例にても、数年前に比べほぼ5%超の負担増。これでは、この先が思いやられる気分にさせられるのも事実ですね。嘆
P.S 今回は、ブログ記事を省略しております。*(ショック)*
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブータン国王ご来日回顧

2011-11-20 23:07:00 | インポート
2011=23年11月も後半、一段と冬の気配が濃くなって参りました。
今日まで行われたプロ野球日本シリーズは、接戦の末 福岡ソフトバンク・ホークスが当地の中日ドラゴンズを下し、8年ぶりの日本一の地位に上りました。まずは同球団に一言奉祝を申し、又最後まで健闘した中日Dをも称えたく思います。それと落合中日D監督、8年間大変お疲れ様でした。

奉祝と言えば、先週より今日までご来日の、アジアの仏教国 ブータン王国のワンチュク国王ご夫妻も新婚旅行にてのお越しでしたよね。
国を挙げての親日家たる同国王ご夫妻にも、ご成婚のお祝いを申し、ご多幸と末永いつつがなきを、心よりお祈りしたく思います。

更に申したい事は、拙ブログ「トイレの雑記帳」に記しました。よろしければ、下記アドレスよりご一読下されば幸いであります。*(地球)*
http://nanaseko.blog.ocn.ne.jp/bloghakase32/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初冬雑感

2011-11-17 23:36:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!11月も後半を迎え、気温も徐々に下がり、冬の足音がはっきりと聞こえる頃となりました。北日本にては、平地でも初雪の便りを聞く様になって来ています。

当地の話題は、専らプロ野球の日本シリーズ。我らが中日ドラゴンズ、対戦相手の福岡ソフトバンク・ホークスの本拠にて緒戦連勝を飾ったは良いが、今週の地元ナゴヤ・ドームの3戦は1勝もできず、相手チームに日本一の大手をかけられてしまいました。再び福岡へ戻っての次戦、果たして振り出しに戻せるのか、注目して参りたい所ではありますね。

惜敗と言えば、先日朝鮮民主主義人民共和国にての、久々の公式戦に臨んだサッカー日本代表。確かに残念であるのは事実なるも、果たして本当に悔やまれる試合だったのでしょうか。
偏執的なまでに自国チームに一方的に肩入れする「北」の当局と応援団。一体、あの異様な姿勢と雰囲気は何なのでしょうか。一方的な「北」勝てのメッセージのみならず、我国側の国歌「君が代」演奏中の野次や罵倒は、本当に品性が疑われるもの。審判団の警告を無視しての、勝利優先の露骨な姿勢も目に余るものがあり、国際儀礼を弁えているのか?と眉をひそめる一幕も。渡航規制中とは言え、我国側応援団の大幅な人数制限にも行き過ぎを感じました。
無理無茶な一面もあった、前世紀初めの韓国併合などの統治政策の経緯を顧みるとしても、「北」の不公正でアンフェアな、不良姿勢は糾されるべきであり、前回と変わらない様であれば、我国サッカー協会は、金輪際「北」にての試合は行わない位の強い態度に出ても良い、と私は思います。スポーツの話題はこの辺りにて。

今日は、フランスの名酒 ボジョレー・ヌーボーの解禁日でもありました。例年、11月の第3木曜日とされ、我国は豪州やニュージーランドなどと並び、世界で最も早くこの新酒が味わえる訳ですね。ここ暫く毎年その様ですが、今年も香れも風味も優れ、出来が良い様です。洋食ファンの各位には大いなる楽しみと言う所ですね。今出回っているのは、空輸された第1便でやや高値ですので、より安価な方が良ければ、クリスマスの時季に合わせてやって来る船便を狙うのも良い選択かな、とも思います。

さて、船で思い出したのですが、今開会中の国会にて「我国にも病院船を」との提言が行われたのを聞きました。世界の大半の国々にて整備され、戦前は我国にもあった病院船。
戦争での活躍が連想されがちですが、実は地震や風水害など大規模災害の時にも活躍しているのです。
先の震災にても、もし病院船があれば、もっと多くの命が助かっていたはずとの指摘があります。

米合衆国には、全長が200mを超える数万t、ベッド数が1000床を超える大型船も存在する様ですが、港湾の狭い我国には、それに適合する様、戦前の氷川丸並みの10000tクラス、200床程度の船でも良いから、速やかに整備をする必要があるでしょう。戦前の再軍備に繋がるなどとの呆けた見解などもっての他。調整の難しい管理省庁の問題も、強い姿勢で解決する心構えが求められるでしょう。

東日本大震災の次の災害に備える為にも、こうした所にこそ予算と人材を重点的に投入すべきだと強く思います。末筆ながら、以下の様な光景が似合う時季となりましたね。

(今回は、ブログ記事を省略しております。又、先日来親日家で知られるアジアの仏教国、ブータン王国の国王ご夫妻が来日されておりますが、この事については次回拙記事にて触れさせて頂く予定。国王は新婚の由。まずは一言奉祝を述べさせて頂きます)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

環太平洋経済協定TPP雑感

2011-11-13 11:22:00 | インポート
当地名古屋は久し振り、ほぼ一ヵ月ぶりで、晴天に恵まれた土・日曜日となりました。毎回そうだと感じないものでしょうが、ここ暫くは雨がちの週末だっただけに、一際有難く感じるのも事実です。

昨日は、岐阜の悪友と共に長野県南部まで足を延ばして参りました。
秀麗さを誇る、南アルプスの冠雪はこれからですが、同地の各所はそろそろ紅葉が見頃になり始めている様です。暫くぶりで日帰り温泉を使う事もでき、まずは有意義な休日を頂きました。
今日は、午後より勤務先の行事に参加予定。やはり寛いでばかりもいられない様です。苦笑

さて、紅葉に温泉と言った日本情緒うを末永く守って参らなければならないのが我々国民市民の責務ではありますが、そうした良き風情のマイナスともなりかねないのが、現在検討されている環太平洋戦略的経済協定TPPへの我国の参加問題。
百歩譲っても一長一短の面を拭えず、又、刃物や自動車同様、諸外国との金品の往来を便利にする反面、我国の尊厳を損ねかねない刃(やいば)の一面も大きく存在します。

この協定の参加交渉の為、ハワイへ赴いた野田内閣総理大臣が、判断と対応を誤る事のない様、強く望むと共に、続きを拙ブログ「トイレの雑記帳」にも記しました。
一部重複する箇所もございますが、下記アドレスよりご一読を下されば幸いであります。*(日本)*
http://nanaseko.blog.ocn.ne.jp/bloghakase32/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本人ここにあり~11,s

2011-11-08 23:59:00 | インポート
立冬となり、季節も秋から冬への移り変わりの時季となりました。これまでの度を超えた暖かさもようやく終息の様で、これからは日毎に寒さが加わって行く事となるでしょう。

寒さと来れば、要注意なのが体調管理。今年は、新種の肺炎が現れているとの話を聞いた事があり、その絡みかどうかは不明ですが、参議院議長であった民主党幹部 西岡武夫さんがこの病を得て急逝されてしまいました。方向性が疑問の民主党なれど、国会運営は秀逸な方だっただけに惜しまれる所。一言哀悼の意を表します。
更に、気管支炎の症状を有されていた天皇陛下もご入院。今は小康を得られている様ですが、先の震災等もあって、今年初以来の激務続きでお疲れが出た面もあるとか。既に我々の親達と同じご高齢であるだけに、どうかご無理は避け、ご公務も皇太子殿下にお任せになり、暫くはくれぐれもご自愛をお願いしたい所。
こうした一方で、当地プロ野球々団 中日ドラゴンズがリーグ首位を競った東京ヤクルト・スワローズをクライマックス戦にて制し、福岡ソフトバンク・ホークスとの日本シリーズ戦進出を果たしたのは、一言奉祝を申すべきでしょう。

さて先週末、今夏の大水害を被った新潟磐越の地を、被災後初めて訪れて参りました。2ヵ月以上に亘り寸断されていたJR磐越西線も、先月中旬にようやく復旧。阿賀野川沿いに走る車窓には、流された多くのの大木など、風聞通りの水害の爪痕が随所に残り、普段の数倍にも達した増水の後が生々しく残っていて、本当に見ていて退けるものを感じました。思えばこの所、一度降雨となると、大雨などの荒れ模様になり易い傾向がある様です。「もうこれまでの気候とは違う」位の意識を持った方が良いのかも知れません。

この磐越よりの帰途、長野より居所のある名古屋までJRの特急「しなの」に乗りましたが、行程の中程、長野県木曽町の木曽福島駅に入った所で、その少し先の線路に木が倒れ込むアクシデントが生じた由。これの排除までの約2時間に亘り同駅にて足止めを食らう事態となりました。が、この状況下にあっても、多くの乗客各位は概ね落ち着いていらし、駅や乗務の方々に露骨に食ってかかったりする向きが皆無であるのには、改めて感銘を覚えました。
先の震災に際しても、あれ程の致命的なダメージを負いながら、被災地の方々は概ね秩序を守り整然とご行動をされ、何件かの窃盗などはあったが、外国にてはありがちな略奪などの問題は概ねなかった由。そうした日本人の素晴らしい所を、今度は私が間近で見る事ができた訳ですね。

乗換えをも控え、決して時間に余裕のない方も多い中でも尚笑顔を忘れず、悠然と事態の好転を待つ姿勢には、私も学んだ事が少なくなかったですね。中には「折角の長停車だから、少し近所を散策しようか」と一時お出かけになった方々もあった模様。私はと言うと、乗降戸の所で悪友達と「線路に倒れるのは変な木だから、唐変木だろう」とか「屹立しなければならないのが倒れた。こりゃ中折れだ。」「そうか、役立たずの男根と一緒だな。笑」などといささか品性に欠ける携帯通話に興じていたのでありました。失礼

こうした素晴らしい国民性を有する一方で、国民の要請を受け、政治権力を預かる政府与党の頼りなさが目立つのも事実。野田政権は近く、環太平洋諸国の自由貿易を加速させる協定 TPPの交渉に参加する意向の様だが、大きなダメージを被ると言われる農業分野へのパック・アップや国民向けの協定についての説明も不十分なまま。アジア太平洋経済協力会議APECの今回会議に間に合わせたいのかも知れないが、国内の意思統一が図れないのなら、今回の交渉を見送る勇気も必要ではないでしょうか。製造業を初め、第2次産業の声だけを聞いて決めれば良いなどと言うものでは決してない事は明白であり、農林水産の第1次産業のみならず、医療やサービス業など第3次産業も影響があるとされるTPP交渉参加への態度決定は、くれぐれも慎重にお願いしたい。対応を誤れば、本当に国運を左右しかねない事です。

P.S 今回は、ブログ記事を省略しております。*(日本)*
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする