Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

落日・・・・・

2003-11-14 23:27:00 | インポート
本日、社会民主党の土井たか子党首が、先の衆議院選挙敗北の引責による辞任を表明しました。1つの時代の終了です。
社会民主党の前身、日本社会党は1906=明治39年の結党。当初は今のタクシー運転手の立場に当たる、人力車の車夫の組合の様な組織だった為「車界党」と呼ばれていたやに聞いております。
戦前は反天皇制の立場だった事から、1922=大正11年結党で、当初は非合法だった日本共産党と共に、しばしば当局の弾圧の対象となりました。
戦後は1955=昭和30年より、保守合同により発足した自由民主党と対をなす大政党として一時代を築きましたが、1996=平成8年に民主党に移ったグループと別れ、今の党名になりました。
今回の選挙で、議席数を改選前の1/3、6議席まで減らし、国会活動にも支障が出る事が予想されます。もっとも現状を招いたのは土井女史の融通の利かない現行憲法絶対護持に代表される、頑迷な政治姿勢も一因でしょう。日本赤軍の関係者と交流があったと言われる辻元清美元議員の逮捕、北朝鮮による日本人拉致の事実を容易に認めなかった事も有権者を遠ざける結果となった事でしょう。
後任党首の人選を行い、党勢建て直しへ向かうでしょうが、同党の方向性は既に時代の趨勢から乖離しており、理想的な再建は極めて困難と言わざるを得ないのではないでしょうか。
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予想通り?

2003-11-14 22:48:00 | インポート
第43回衆議院選挙、ほぼ予想通りの結果となりました。自民党を中心とする与党連立勢力が、前回程ではないにせよ、国会運営の主導権確保に必要な絶対安定多数を確保、小泉内閣による政局運営が引続き行われる事に。
野党の方は、民主党の伸張が目立ち、特に私のいる愛知県の候補は、その全てが当選を果たす快調ぶりでした。反面共産、社民、保守新の各党は退潮傾向、保守新党はつい先程、解党の上自民党に合流する旨の声明を出しました。
やはり政治の流れは、いずれ自民&民主による二大政党へと進むのでしょうか。勿論現状の民主党に政権担当は無理でしょう。
しかしながら、支持者と党員の心がけが良ければ、いずれ力をつけて来る可能性を十分持っている事も事実。今回も投票率は低め、棄権も相変わらず目立ちましたが、こうした変化がゆっくりでも出て来て、こんな風に有権者の役に立つと言う事が解れば、関心は上向いて来る事でしょう。
以上、11/10(月)付。
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