安全は何処へ・・・・・。

今日、又しても憂うべきニュースが飛び込んで来ました。
ＪＲの東名高速バスが、停留所を通過、これだけでも良からぬ出来事ですが、更に何と、通過位置から高速入り口の合流路を後退で逆走、通過停留所に進入しようとしたのです。
当然合流路には、高速本線に乗る多くの車両が走って来ており、逆走するバスに警告を発する車も多く、状況によっては多重事故にもなりかねない事態でした。
東名高速バスは、最近でも飲酒運転の不祥事を起こしており、こうした事が続いては、最早利用を再考せざるを得ないでしょう。問題の運転手は、間違いが起きた時、乗客の安全確保の為に何をすべきか、どの様に行動するのが一番大切か、と言う考えが全く欠けていたとしか思えません。
今回バス会社は、前回の事件を踏まえ、一応の対処はした様ですが、まだこの様な問題を起こす下地を抱えていたと言う事でしょう。「高速バスは安全である」と言う信頼を、全国的に崩してしまう事になりかねません。事業者も、行政も、今一度断固たる姿勢で、改善を強く望みたいものです。