衆議院総選挙の行方

第43回衆議院総選挙の投票が明日、全国一斉に行われます。もう不在者投票を済ませた方々も多いかも知れませんが。
今回の選挙は、所謂「マニフェスト」と呼ばれる政権公約を巡る「政権選択選挙」と言われています。「マニフェスト」はマスコミでは大きく取り上げられていますが、要は各政党の実行目標を成文化したものであり、従来から表明されていた公約を、ある程度解り易く文書としたものの様で、我々一般有権者には、今一つ変わった実感がないかも知れません。ただ、望めば文書が入手でき、有権者自身の目で政策を見る事ができる様になったのは一歩前進でしょう。
それと今回は、我々の老後の生活原資である年金、国の安全保障なども争点となる事でしょう。年金の基幹、国民年金は来年見直しが予定されており、一層進む高齢化に向け、制度、財源等色んな方向からの検討が必要と思われます。又安保の問題にしても、最近の北朝鮮による日本人等の拉致問題など、従来の姿勢では対応できない状況が生じています。
余り長くなっても如何かと思いますのでこの辺にしますが、こうした時代状況の変化も踏まえ、明日は投票所へ赴きたいと思います。
小泉首相と安部幹事長の人気もあり、自民党有利の声が多いですが、欧米に多い2大政党制への転換点ではとの指摘もあり、要注目の選挙となる事でしょう。