コナサン、ミンバンワ!
日程延長されていた通常国会も終幕、政局は今月下旬に投票日の第21回参議院選挙を睨んだ動きになっているのはご存知でしょう。
思えば昨秋発足の安倍政権はここまで、トラブル続きだった様に思います。
実は昨日、ある知友の方が此度の選挙に関連するコメを下さり、それへの答礼の意味もあって今夜の拙記事を綴っている訳でもあるのですが、皆様の関心は何と言っても、今春に入って発覚した国民、厚生の両年金に関する情報不備問題でしょう。
社会保険庁には夏に入った今も多くの方々よりの記録照会が殺到し、この問題に対する国民各位の不安の大きさが良く理解できる気がします。
更に閣僚の事務費用に関する処理や核兵器と平和の問題、女性等の問題についての発言に不適切な所があったのは事実であり、これらの為に、政権党たる自由民主、公明の両党は戦後では最も厳しい選挙戦を強いられる事になるかと強く思います。
一方の最大野党、民主党は此度の年金情報不備問題の発端を担ったとされ、今回の選挙戦にて参議院改選数の過半数獲得を目指している様です。総計5000万を超えると言われる年金情報不備の規模の大きさと深刻さを糾すに、追及する立場の民主党は自信を深めている様に思われます。
加えて同党代表、小沢一郎さんは今回の選挙に自らの進退を賭するご意向の由。些か不謹慎な印象は覚悟して申しますが、1つの見所と言えるでしょう。
その一方で、昨秋以来の度重なる諸々の不祥事について見ると、安倍内閣総理大臣1人の責めに任ずるのは、少なくとも私個人は違和感がありますね。
昨秋よりこれまでに報道された、年金情報不備を初めとするこれら不祥事は、歴代の政権党の下、構造的不良として生み出されて来た言わば「積年の膿」であり、その全責任を問うのは筋違いではないかと思います。それは丁度先の大戦、大東亜戦争こと太平洋戦争にてその実行責任を問われた事もあった、昭和天皇とお立場や状況こそ違え、何か似た様な所がある様に感じられて仕方がないのであります。
そうした事実を念頭に置いた上で、それでは今の安倍政権にてできる事は何か、「できる」確約の取れる所の誠実な実行を迫るのが筋と言うものではと強く思います。
安倍政権にてはかくも多くの問題を生じた一方で、朝鮮民主主義人民共和国による日本人拉致問題解決の為、歴代政権中最も誠実に活動していると思います。
又、今となっては多くの日本人を不幸にも不利益にもしている戦後のあり様、所謂戦後レジームを糾すべく教育基本法の改正、将来の憲法改正を可能にすべく、国民投票法を整備するなどの美点も見逃せないものがあると強く思います。
政権党にも野党にも、今回の参院選は厳しくタフなものになるかと思いますが、どちらも誠実に全力にて取組んで頂きたい。
我々国民もその事に呼応すべく、誠意を以って冷厳に、1票を投じられる様準備をすべき、と今は思います。*(日本)*
日程延長されていた通常国会も終幕、政局は今月下旬に投票日の第21回参議院選挙を睨んだ動きになっているのはご存知でしょう。
思えば昨秋発足の安倍政権はここまで、トラブル続きだった様に思います。
実は昨日、ある知友の方が此度の選挙に関連するコメを下さり、それへの答礼の意味もあって今夜の拙記事を綴っている訳でもあるのですが、皆様の関心は何と言っても、今春に入って発覚した国民、厚生の両年金に関する情報不備問題でしょう。
社会保険庁には夏に入った今も多くの方々よりの記録照会が殺到し、この問題に対する国民各位の不安の大きさが良く理解できる気がします。
更に閣僚の事務費用に関する処理や核兵器と平和の問題、女性等の問題についての発言に不適切な所があったのは事実であり、これらの為に、政権党たる自由民主、公明の両党は戦後では最も厳しい選挙戦を強いられる事になるかと強く思います。
一方の最大野党、民主党は此度の年金情報不備問題の発端を担ったとされ、今回の選挙戦にて参議院改選数の過半数獲得を目指している様です。総計5000万を超えると言われる年金情報不備の規模の大きさと深刻さを糾すに、追及する立場の民主党は自信を深めている様に思われます。
加えて同党代表、小沢一郎さんは今回の選挙に自らの進退を賭するご意向の由。些か不謹慎な印象は覚悟して申しますが、1つの見所と言えるでしょう。
その一方で、昨秋以来の度重なる諸々の不祥事について見ると、安倍内閣総理大臣1人の責めに任ずるのは、少なくとも私個人は違和感がありますね。
昨秋よりこれまでに報道された、年金情報不備を初めとするこれら不祥事は、歴代の政権党の下、構造的不良として生み出されて来た言わば「積年の膿」であり、その全責任を問うのは筋違いではないかと思います。それは丁度先の大戦、大東亜戦争こと太平洋戦争にてその実行責任を問われた事もあった、昭和天皇とお立場や状況こそ違え、何か似た様な所がある様に感じられて仕方がないのであります。
そうした事実を念頭に置いた上で、それでは今の安倍政権にてできる事は何か、「できる」確約の取れる所の誠実な実行を迫るのが筋と言うものではと強く思います。
安倍政権にてはかくも多くの問題を生じた一方で、朝鮮民主主義人民共和国による日本人拉致問題解決の為、歴代政権中最も誠実に活動していると思います。
又、今となっては多くの日本人を不幸にも不利益にもしている戦後のあり様、所謂戦後レジームを糾すべく教育基本法の改正、将来の憲法改正を可能にすべく、国民投票法を整備するなどの美点も見逃せないものがあると強く思います。
政権党にも野党にも、今回の参院選は厳しくタフなものになるかと思いますが、どちらも誠実に全力にて取組んで頂きたい。
我々国民もその事に呼応すべく、誠意を以って冷厳に、1票を投じられる様準備をすべき、と今は思います。*(日本)*