Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

猿蟹「阿呆」合戦Ⅸ

2007-07-19 00:27:17 | 日記・エッセイ・コラム

新潟県下で再び惨禍が起きてしまった。2007=平成19年中越沖地震の発生である。

今日現在で犠牲10名、負傷ほぼ1000名の人的被害を生じ、全壊数百棟を初めとする建物、そして道路等施設の損害も相当なもの。又、全国有数の規模を誇る柏崎刈羽原子力発電所にて、変圧器火災や保管中の放射性物質の漏出等の問題があったのも極めて遺憾。被災各位に心よりお見舞い申し上げると共に、早急な生活環境及び諸施設の復旧、そして原子力発電所での問題解決に向け、最大限の善処を願いたい。

と言う所で、こんな時には笑いも必要と思い、阿呆連載読物の今夜は第9話。猿のアジトへと向った偽!大黒と兎の留守中の黒船を預かる供の衆と鮫、海亀、そして若蟹。

若蟹(携帯呼出に応じ)「はい。ああ!これはこれはご苦労様です!」

偽!大黒「俺だ。もうすぐ戻る。そちらの方の話は進んだか?」

若蟹「ええ。鮫どんがとても良い事を考えてくれましてねー。笑」

偽!大黒「そいつは良いな。帰ったら急いで詰めと言う事で。」

若蟹「はい!お気をつけてどうぞ。では後程・・」

鮫「そろそろ大黒様達、お帰りやね。我々のあの考えが受け容れられる・・・かな」

海亀「前向きは良いけど、ちよいと難があるのも事実だからねぇ・・・苦笑」

若蟹「いえ、大丈夫でしょう。大黒様はお解りみたいですよ。」

それから間もなく、偽!大黒と兎が戻る「お待たせ!帰ったぞ~!」

全員「お帰りなさい。お疲れ様でした~!」

偽!大黒「若ちゃん。留守中の動きを、代表して報告してくれんかー?」

若蟹「はい。申し上げます。エテ公をボロ家から海へおびき出す為に鮫どんが良い考案をしてくれました。それは・・・」

鮫「若ちゃん。遮るのは悪いが、そこのとこだけ俺が説明して良いかな?」

若蟹「いやいや、問題ないです。却ってその方が良いかもね。」

鮫「大黒様。考案者にして言い出しっぺの俺が申し上げます。エテ公のボロ家追い出しに、煙幕に匂いをつけた兵器を使うと良いのでは、と申したんですね。」

偽!大黒「ほう!良いじゃねえか。続きを聞かせろや。」

鮫「では続けさせて頂きます。亀さんや若ちゃん、それにお供の皆様とも話をしたんですが、大黒様が普段お持ちの煙幕に、屁糞の様な悪臭を付加した兵器が良いだろう言う話になったんです。」

偽!大黒「ハハ、屁糞か。そいつは面白そうだな。材料の目途は?」

鮫「お供の皆様とも話をしたんですが、大黒様がお持ちの煙幕が、ある程度回して頂けるだろうと言う話です。後匂いですが、これは野草のへクソカズラから取れる由。弾薬の調製はお供の皆様がして下さるそうです。」

偽!大黒「そいつは良かった!所で匂いの発案者は誰なの?」

若蟹「恥かしながら、この僕です。」

偽!大黒「いやいや、ちっとも恥かしくなんかねえよ。それにしても若ちゃんも意外と大胆なんだなあ。」

若蟹「何しろお袋を不具者にした張本人ですからねぇ。奴に相応しい匂いは正にこれですよ。笑」

偽!大黒「よーし!とても良い戦術や。弾薬の製造は供の衆に任せるとして、さて誰と誰で仕掛けに行こうかの~?」

兎「1匹は俺・・・ですね。もう1匹は・・・」

と言う所で、偽!大黒の携帯が鳴る。「はい。」

偽!桃太郎「大黒様。暫くですー。そちらで拙軍を懲戒除隊したエテが、やっぱり悪さをしてる様ですねー。」

偽!大黒「その通りや桃殿。奴の悪業に手を焼いてた所でさぁ。」

偽!桃太郎「俺もそう思ってた所です。苦笑。所で瀬戸内海の海賊対策で大変やったんですが、お蔭様で若干ならこちらから援軍を出せそうです。」

偽!大黒「そいつは有難う!助かるぜ。所で貴方からは、誰がお越しかな?」

「それはね・・・」と偽!桃太郎は切り出した。

以下次回。本稿はフィクションです。

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コメント
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