Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

沖縄復帰40周年回顧

2012-05-20 22:05:08 | 国際・政治

コナサン、ミンバンワ!決して行いが良い訳ではないけれど、お陰様で2週連続で土・日曜の晴天に恵まれた当地愛知。明朝は一生に一度あるか否かの金環日食を控え、準備に勤しんだ方々もある事だろう。当地の天候は曇り予報だが、時折日が射す時間帯もあるらしい。観察を予定される方は、どうか直視を避け、専用の日食グラスなどを着用して臨んで頂きたい。又、写真撮影も、専用フィルター着用、もしくは天体向けカメラでないと悪影響が出る由なので、対策をお願いしたい。俺はと言うと、可能な時に、岐阜の悪友と会ったり、近場の撮影を少々と言った所。明朝の日食は、晴天が期待できない為、観察、撮影のいずれも特に対策はしていない。よって、日が射してもうっかり直視しない様にしなければならないが、どうなるか・・・。

さて先週は、先の大戦、大東亜戦争こと太平洋戦争にて、唯一国内戦場となり、戦後長らく米合衆国統治下にあった沖縄諸島が1972=昭和47年5/15に復帰してから丁度40周年となった。節目の式典には、野田内閣総理大臣も出席、沖縄振興向けの財政支援も表明された様だが、財政再建や社会保障健全化などに「政治生命を賭け、死力で取り組む」折に、果たして沖縄県民各位の期待に沿えるだけの手当ができるのか?一抹の不安が残るのも事実である。

沖縄は、在日米合衆国軍の軍事基地を巡る問題も深刻だ。市街地に近く、沖縄中で最も危険とされる普天間基地の移転を巡る騒動はまだ続いている。元々は、沖縄本島東部の、名護市近郊 辺野古沖への移転がほぼ固まっていた様なのだが、民主党政権に交代してから、この構想が怪しくなり、県外移転話も絡んで二転三転した挙句、固定化の恐れさえ生じていると言うのだ。増税構想をも含む、財政と社会保障の健全化を優先したい野田政権に、この問題への誠実な対応は難しいかもだが、それができなければ沖縄の方々より「大和んち」と呼ばれる本土人の信頼を得る事はできないだろう。「何が一番大事か」を考える時、我国の安保に多大な犠牲と負担を負って来た、沖縄の問題に目をつぶってはならないはずである。

その野田大臣以上に不愉快だったのが、元内閣総理大臣だった?鳩山某の「謝罪行脚」とやらである。そも、普天間基地問題の取り扱いをより困難にしたのは、この輩の失政である。こいつ、どの面下げて「お詫び」とやらをするつもりだったのか。報道記事に接した限りでは、おおよそ誠意の感じられないお粗末極まるものだった模様。沖縄基地問題にては、(頭数欲しさに安易に連立した)不健全左派政党 社会民主党に「県外移転」の事で振り回され、経済評論家 屋山太郎さんらを「こんな野郎は便所に封じ込めておけ!」と激怒させ、一族による不明朗な多額の献金問題を生じた揚句、先の震災に際しては、(多分、復興増税実施を読み切っていた事もあって)ビタ一文の義援金も拠出しなかったケチ臭さ!こんな輩が、内閣総理大臣の器である訳がない。お詫びとかにノコノコ出て行った所で、沖縄県民各位には「何を今更」の思いしかなかったのではないだろうか。大人物だった祖父 鳩山一郎さんのご威光をも貶めてしまった罪業共々、初めから出て行くべきではなかったのだ。これで、本土人の信頼は又低下してしまった。野田大臣の負担も、反って増えてしまったし、大切な国費、そして貴重な民主党費の浪費でもあるだろう。「沖縄の皆様が好きです」だと。心にもない事ぬかすな、この野郎!

前回の拙記事よりも感じた事だが、国の守りとは、作家 犬飼道子さんがご自身の著作にて触れていらした様に、単に軍備に頼るとかではなく、それ以前の、国民レベルにての、領土や主権をも含めた、自らの祖国の尊厳を自らの意思と力で保持する、との決意に向けた教育が大切と言う事だろう。それを考える時、沖縄の置かれた大変な歴史的立場への考慮、基地問題への本土人としての強い取組み姿勢を、沖縄の方々にもご理解頂ける様表して行くのが、「大和んち」の端くれでもある我々の、大きな努めの一つでもあると思うのだ。基地問題に関しては、本土にて負担を分かち合える所あれば、速やかに配慮しなければならないのは勿論の事であるが、大事なのは、我国の安保の問題につき、相互に理解し合える環境をできるだけ早く整備する事ではないだろうか。

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コメント (2)
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