Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

梅雨空の下で

2014-07-13 23:14:47 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ! 沖縄・奄美地方の順で、平年よりやや遅めに梅雨が明け始めた様だ。だが、本土のそれはまだ先。先日、列島をほぼ縦断した台風第8号と、そのあおりで活発になった梅雨前線の襲来で、当地では岐阜・長野県境辺りにて土石流災害が発生、残念ながら若い方が犠牲となってしまったのは遺憾。交通も、国道19号とJR中央西線が寸断され、前者は仮復旧、後者は暫く不通状態が続く様だ。この地方の人的移動と物流に大きな影響があるのは事実だが、復旧は安全最優先で万全を期して頂きたいのも又事実。少しく日数はかかるだろうが、安全安心の態勢を伴ってのものであって欲しいと願うのは、俺一人ではあるまい。

国外に目を転ずれば、先日来の朝鮮民主主義人民共和国による、短距離ミサイルの発射が続き、これも遺憾な所。背景には、この所歴史問題などで反日姿勢を強める中国大陸の新政権が、同国を差し置いて先に大韓民国との連携強化を図ろうとしている事や、近く実施の米韓軍事演習への反発があるものと思われる。我国の安倍政権が、この発射行動への抗議を行ったのは勿論だが、進行中と言われる、昭和後期の日本人拉致事件の解決への動きを阻害しない様願いたい所でもある。それと、中東のイスラエル、パレスチナ両民族による内戦も芳しくない事態だ。今回こちらは、パレスチナ側が、イスラエル国の複数の未成年者を誘拐殺害したのが発端とされるが、両勢力は、遠く1940年代後期より戦闘行為を繰り返し、おびただしい犠牲を生じているのはご存じの通り。もういい加減に「報復の連鎖」よりの脱却が模索されて良く、その為には、パレスチナ民族の尊厳が今より重んじられる必要があるのだろう。この地域の政情不安は、我国のエネルギー事情にも影響するだけに、少しでも鎮静化に向かう様、配慮する必要があるのだろう。

話を梅雨空に戻す。時折時雨の今日々中、拙居所近くを通る、JR関西線沿いにて、作業中のディーゼル機関車を見かけた。折しも水害にて寸断中の中央線向け燃料貨物の発送不能と日曜日が重なって、荷動きは少な目だった様だが、勿論ある程度は動いている。基本土・日曜毎の休日を保障され、便利に見える我々の生活も、実は土・日返上で立ち働く輸送の方々によって支えられているのだ。彼らも、勿論平日のどこかで休息できる事は分っているが、俺は、改めてその辺の事に想いを致す必要もあるのではないか、とも感じた次第。今、作家 柳田国男さんの著書「想定外の悪夢」を読み進めており、先の震災に伴う原子力発電所事故などの対応に際し、深刻な事態を事前に察知する想像力の大切さなどを学んでいる所だが、同氏の著作には他に「雨の降る日は考える日にしよう」なる作品もある。いずれ拝読したいが、正にこのタイトルに沿った事を実行すべきと感じた、この日曜日であった。

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コメント (2)
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