Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

羽生選手の勇気 スポーツ報道の杜撰

2014-11-11 07:25:23 | 日記・エッセイ・コラム
各位お早うございます。この所、朝方に拙ブログを書く事が多い。夜帰ってからだと、書き込み中に眠気が襲う事が良くあり、休日にまとまった時間があれば良いが、ここの所これが中々叶わない。なるべく日数を空けない様にとは思うのだが。

中国大陸 北京にては我らが安倍内閣総理大臣も加わって、アジア太平洋経済協力会合APECが進行中。安倍大臣は、開催国たる習中国々家主席と短時間だったが会談を果たした模様。最近は、沖縄尖閣の件や、小笠原周辺のサンゴ密漁疑惑などの難題もあって、日中間は決して順境でないのは事実だが、曲りなりにも首脳会談に漕ぎ着けたのは一応の成果だろう。昨日はその影響もあってか、夕食会席上で、こちらも冬の時代の朴韓国大統領とも非公式ながら会談の機会を持つ事ができた様だ。どんなに難しい局面でも、まずは打開へ向けたきっかけ作りが大事である事を、昨日のこれらの出来事は我々に教えてくれている様に感じる所だ。

その中国大陸 上海にて先日まで開かれたフィギュア・スケート競技GPシリーズ中国杯にて、ソチ五輪金メダル保有者でもある羽生結弦選手が後半演技に向けての練習中、他の有力選手と衝突して重傷を負うも、途中棄権する事なく複数の転倒に見舞われるも演技を完遂、第2位を死守して大いなる感動を呼んだのはご存じだろう。途中棄権も危惧される程のダメージで、特に頭部の負傷は大変気になった。後半演技の転倒はその影響かも知れぬが、今は自身の本分を捨てなかった同選手の勇気を心より称えたいものだ。

勿論、その一方で「二度目はなしな」との心配の声にも耳を傾ける必要があろう。映画監督 北野 武さんや、プロ・テニスの勇者 松岡修造さん辺りは、負傷程度如何では、途中棄権も選択肢に入れるべきだったのではとのご見解だし、スポーツ医学の専門家各位も、演技続行か否か、ギリギリの所だったのではとの所見もある。コーチ以下、大会関係の各位との相談を経て、最終的には羽生選手の判断によったと信じたいが、スポーツ医の方のお話でも、出場か棄権かはギリギリの所だった様だ。その意味でも、その難しい状況を乗り越えた同選手の精神の強さは、十分に尊ばれて良い。

それに引き替え、スポーツ報道の杜撰さ、適当さはどうか。これだけの困難を乗り切っての第2位にも関わらず「2位に終わった」などと無神経極まる文言を平然と使い、出場か棄権かを判断する難しい局面の伝え方にしても、スポーツ医以下専門の方々のご見解を差し置いて、棄権を選択した方が良かったなどと口走る向きもあった様だ。全く、俗受け狙いの報道利権を失いたくないと言う、後ろ向きの卑しさ見え見え。どうせ、スポーツ芸能系統は、こうした報道姿勢でしかないのだろうが。
ただ、これだけは申しておこう。こんな記事は、対価を払って見聞きする様な代物ではない。

今回画像は、少し前の冬訪れた、霊峰富士の模様。静岡川 富士河畔より仰いだ所で、中々クリアに見られないのも事実です。
コメント (4)
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